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J-GLOBAL ID：200902294460513486   整理番号：09A0057198

FSW(摩擦攪拌接合)-鉄鋼材料を中心に-

著者 (1件)： 藤井英俊 (大阪大 接合科研)
資料名： 溶接学会誌  (Journal of the Japan Welding Society)
巻： 77  号： 8  ページ： 731-744  発行年： 2008年12月05日 
JST資料番号： G0090A  ISSN： 0021-4787  CODEN： YOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1991年に英国TWIで開発された摩擦撹拌接合(FSW)技術はAl合金等に広く採用されているが,溶接ツール材料に関する必要条件がAl合金などに比べて厳しいこともあり,鉄鋼材料への適用普及度は低かった。しかし,ツール技術も進歩して鉄鋼材料への普及も進みつつあり,本報告では鉄鋼材料における実用化例を示し,更なる可能性を探る連休例も紹介した。主な内容は,1)FSW技術の原理と特徴,2)回転ツールの種類と特徴,3)適性接合条件範囲,4)接合条件と入熱量の関係,5)炭素鋼,中・高炭素鋼,ステンレス鋼,高張力鋼,超微細粒鋼への適用例と研究例,6)FSP(摩擦撹拌プロセス),7)ハイブリッドプロセス,である。

シソーラス用語： *摩擦溶接 ,  *鋼材 ,  炭素鋼 ,  ステンレス鋼 ,  高張力鋼 ,  鋼 ,  *摩擦撹拌溶接
準シソーラス用語： *摩擦撹拌接合 ,  *鉄鋼材料 ,  超微細粒鋼

分類 (1件)： 溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (87件)：

• 1) W. M. Thomas, E. D. Nicholas, J. C. Needhan, M. G. Murch, P. Temple- Smith, and C. J. Dawes: PCT/GB92/02203, December 6, 1991.
• 2) R. Nandan, T. DebRoy and H. K. D. H. Bhadeshia, Prog. Mater. Sci., 53 (2008) 980-1023.
• 3) R. S. Mishra and Z. Y. Ma, Mater Sci Eng R 50 (2005) 1-78.
• 4) 摩擦攪拌接合-FSW のすべて-,溶接学会編,産報出版(2006).
• 5) H. Okamura, K. Aota, and M. Ezumi: J. Jpn. Inst. Light Met., 50 (2000), 166-171.

タイトルに関連する用語 (3件)： FSW ,  摩擦攪拌接合 ,  鉄鋼材料