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J-GLOBAL ID：200902294712694268   整理番号：09A1277026

軟X線光電子放出に基づくウラン単一カルコゲン化物USのバルク5f電子状態

Bulk 5f electronic states of the uranium monochalcogenide US as seen via soft x-ray photoemission

著者 (8件)： TAKEDA Y. (Japan Atomic Energy Agency, Hyogo, JPN) ,  OKANE T. (Japan Atomic Energy Agency, Hyogo, JPN) ,  OHKOCHI T. (Japan Atomic Energy Agency, Hyogo, JPN) ,  SAITOH Y. (Japan Atomic Energy Agency, Hyogo, JPN) ,  YAMAGAMI H. (Japan Atomic Energy Agency, Hyogo, JPN) ,  YAMAGAMI H. (Kyoto Sangyo Univ., Kyoto, JPN) ,  FUJIMORI A. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OCHIAI A. (Tohoku Univ., Miyagi, JPN)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 80  号： 16  ページ： 161101.1-161101.4  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウラン単一カルコゲン化物の軟X線光電子放出スペクトルを測定して,真性バルクU 5f電子状態特性を明かにした。B構造と呼ばれ,従来U 5f電子の局在性によると考えられた構造は,USの価電子帯スペクトルには観測されなかった。軟X線光電子放出スペクトルの価電子帯は,局所密度近似に基づくバンド構造計算の結果と良く一致した。これは,USが巡回型電子強磁性体であるこを示唆する。この結果は,真性電子状態特性の理解に妨げとなる表面状態を明確に同定した成果である。

シソーラス用語： *軟X線 ,  *光電子スペクトル ,  *カルコゲン化物 ,  *ウラン化合物 ,  *価電子バンド ,  近似法 ,  *バンド構造
準シソーラス用語： 局所密度近似

分類 (1件)： 電子分光スペクトル  (BM09060K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 軟X線 ,  光電子放出 ,  ウラン ,  カルコゲン化物 ,  バルク ,  5f電子