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J-GLOBAL ID：200902295107746210   整理番号：08A1242128

バーム形成・侵食時の岸沖漂砂量分布の簡易モデル

著者 (2件)： 鈴木崇之 (港湾空港技研) ,  栗山善昭 (港湾空港技研)
資料名： 海岸工学論文集  (Annual Journal of Coastal Engineering, JSCE)
巻： 55  号： 1  ページ： 471-475  発行年： 2008年10月10日 
JST資料番号： S0450A  ISSN： 0916-7897  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バームは干潮時の汀線位置から満潮時の波の遡上限界の領域で形成される堆積地形であり,海側に急勾配,陸側に緩勾配の斜面を持つ。バームは静穏な波が続くと形成され,荒天時などのバーム頂部を超える長周期波により消滅する。波打ち帯における漂砂量に関する検討は数多く行われているが,漂砂量やバームの形成・侵食を含む地形変化を適切に評価できる研究成果は今のところ存在しない。本研究では,茨城県の波崎海岸にて取得された地形断面データにより,バーム形成および侵食時の地形断面を用い,岸沖漂砂量分布を算出し,それぞれの分布形状をモデル化した。これらのモデルを用い一箇月間の地形変化を計算し,観測結果と比較した。比較の結果,バームの形成および侵食を含め,定性的には良好に一致した。

シソーラス用語： 漂砂 ,  *海成段丘 ,  海岸移動 ,  *数学モデル
準シソーラス用語： *海岸段丘 ,  *数値モデル

分類 (1件)： 海洋土木一般  (RC14010P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 侵食 ,  分布 ,  簡易モデル