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J-GLOBAL ID：200902295926732198   整理番号：08A1024485

放物型方程式法に基づく海洋音波伝搬解析手法の開発

Development of Method of Analysis of Sound Propagation Based on Parabolic Equation Method

著者 (9件)： 土屋健伸 (神奈川大 工) ,  土屋健伸 (神奈川大 ハイテクリサーチセ) ,  松本さゆり (港湾空港技研) ,  高橋茉里 (神奈川大 工) ,  高橋茉里 (神奈川大 ハイテクリサーチセ) ,  穴田哲夫 (神奈川大 工) ,  穴田哲夫 (神奈川大 ハイテクリサーチセ) ,  遠藤信行 (神奈川大 工) ,  遠藤信行 (神奈川大 ハイテクリサーチセ)
資料名： 海洋音響学会誌  (Journal of the Marine Acoustics Society of Japan)
巻： 35  号： 4  ページ： 255-267  発行年： 2008年10月01日 
JST資料番号： L1051A  ISSN： 0916-5835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海洋内を伝播する音波伝播解析法としての放物型方程式(PE)法は波動理論に基づく解析手法で,変化の激しい深度方向の関数を逐次的に解いてゆく近似手法であるが,海洋のような細長い導波路上の伝播経路を解析する手法としては精度が高い方法である。本稿ではマルチステップ法を用いたPade級数の展開手法に基づくPE法の新しいプログラムを開発し,それを海洋音響トモグラフィ(OAT)における準問題解析に適用してその有用性を検討した。中部熱帯赤道域トモグラフィの観測データを使用したパルス波推定結果と実測パルス波の比較結果からこのプログラムの有用性を確認した。

シソーラス用語： *音波伝搬 ,  赤道 ,  パルス波 ,  *水中音響 ,  級数展開 ,  音速 ,  音場 ,  計算機コード ,  *放物線方程式
準シソーラス用語： *海洋音響トモグラフィー ,  海洋導波路

分類 (1件)： 水中音響応用  (BB03090U)

引用文献 (30件)：

• W. Munk, P. Worcester, C. Wunsch, Ocean Acoustic Tomography (Cambridge Univ. Press, 1995), p. 433.
• B. Cornuelle, C. Wunsch, D. Behringer, T. Birdsall, M. Brown, R. Heinmiller, R. Knox, K. Metzger, W. Munk, J. Spiesberger, R. Spindel, D. Webb and P. Worcester,“Tomograhic Maps of the Ocean Mesoscale. Part 1: Pure Acoustics,” J. Phys. Oceanogr., 15 133-139(1985).
• Pawlowicz et. al.,“Thermal Evolution of the Greenland Sea Gyre in 1988-1989,” J.Geophy. Research, 100 (C3), 4727-2750(1995).
• P. J. Sutton, P. F. Worcester, G. Masters, B. D. Cornuelle,“Ocean mixed layears and acoustic pulse propagation in the Greenland Sea,” J. Acoust. Soc. Am., 94, 1517-1526(1993).
• 海洋爵響学会, トモグラフィ部会・報告書 (海洋音響学会, 東京, 1986) p. 12.

タイトルに関連する用語 (5件)： 方程式 ,  海洋 ,  音波伝搬 ,  解析手法 ,  開発