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J-GLOBAL ID:200902296068492155   整理番号:08A1170227

(±)-[Co(en)3]Cl3イオン結晶とそれらの局所構造における種々の有機分子適応の13C CP/MASNMR研究

13C CP/MAS NMR study of accommodation of various organic molecules in (±)-[Co(en)3]Cl3 ionic crystal and their local structure
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巻: 117  号: 1-2  ページ: 185-192  発行年: 2009年01月01日 
JST資料番号: E0642C  ISSN: 1387-1811  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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重量増分測定,熱重量分析-示差熱分析(TG-DTA),粉末X線回折(PXRD),13C交差分極マジックアングル試料スピニング(CP/MAS)核磁気共鳴を利用し,トリス(エチレンジアミン)コバルト(III)クロリドCo(en)3]Cl3無水ラセミ体の一次元ナノチャネルへの種々の有機分子の適応を調べた。結果で,(±)-[Co(en)3]Cl3イオン結晶が,結晶格子の分解も無く,1Dナノチャネルでn-アルカン,n-アルキルアルコール,n-アルキルアミン,アセトニトリルに適応することを示した。ナノチャネルにおいてゲスト分子は全トランス立体配座をとる。更に,回転枠組み(T)における1Hスピン-格子緩和過程の温度依存性を利用し,ナノチャネルにおけるn-アルカンとn-アルキルアルコールの単軸分子再配向の活性化エネルギーを決定した。結果では,n-アルキルアルコールのCH2単位当りの活性化エネルギー(6.5kJ・mol-1)はn-アルカンのもの(3.3kJ・mol-1)の2倍であることを示したが,ナノチャネルにおけるOH基の水素結合によるn-アルキルアルコール二量体生成の可能性を暗示した。これらの調査結果では,(±)-[Co(en)3]Cl3イオン結晶が種々の有機分子への吸着能力を持つことを強く示唆した。これは,イオン結晶を含む新タイプのゼオライトを研究するための新たな道を開く。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉄族元素の錯体の結晶構造  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  脂肪族化合物一般  ,  錯体のNMR 

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