抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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宇部工業高等専門学校経営情報学科の2006年度入学生に対して行ったパーソナルコンピュータ使用経験アンケートでは,大半の学生がキーボードを見ずには打てないことがわかった。プログラミング教育では思考しながらスムーズにキーボード入力が行える必要があるので,1998年から一定の文字数の入力時間を比べるタッチタイプソフトを独自開発し,授業時間及び時間外に練習させてきた。本論文では,1回の練習時間が長いために練習回数が減少傾向にあるという課題に対し,一定時間に何文字打てるかを計るタイプに改良を試みた。具体的には,1)ホームポジションの右手「a~g」と左手「;~h」,2)1)と上の段のキー,3)1)と下の段のキー,4)すべてのキー,5)英単語552個,6)英単語551個のランダム出題を用意し,学習情報データはメールで教員に転送するようにした。本システムの導入によって練習回数が前年の1.3倍に増加し,10分間入力テストの結果は同等以上でタイプ能力が向上したという自己評価の学生が73%となった。