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J-GLOBAL ID:200902296205301761   整理番号:08A1238202

熱量計を用いる金属による有機ペルオキシドの熱分解

THERMAL DECOMPOSITION OF ORGANIC PEROXIDE WITH METALS USING CALORIMETERS
著者 (5件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 47-52  発行年: 2008年07月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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次の有機ペルオキシド類化合物(全9化合物)と金属との反応性について評価を実行した。すなわち,ヒドロペルオキシド,ジアルキルペルオキシド,ペルオキシエステル,ジアシルペルオキシド,ペルオキシケタール及びケトンペルオキシドである。そのため,有機ペルオキシドの分解反応に対する金属の影響を示差走査熱量計(DSC)を用いて調べた。DSCの測定は,一部の有機化合物が金めっきセルとの高い反応性をもつことを示した。その反応性について,他のタイプのセル(ステンレススチール(SUS)及びハステロイc(HC)粉末を含むセル)によるそれと比較した。その結果,金めっきセルの使用によって,特にヒドロペルオキシド類がより低温度において分解することが分かった。続いて,ヒドロペルオキシド類の分解への金属の効果を比較した。そのため,金属粉末によるクメンヒドロペルオキシド(CHP)の分解を,Calvet熱量計(C80)及び等温DSC曲線の測定によって調べた。またガスクロマトグラフィー/質量分析法(GC-MS)よる,熱分解生成物の同定を実行した。これらの結果から,CHPのラジカル反応が金による触媒作用を受けること,そしてCHPの自触媒反応がSUSとHCによる触媒作用を受けること,さらにアシドリシス反応が酸化金によって触媒されることが分かった。
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分類 (4件):
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脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  ,  芳香族単環カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  ,  分解反応  ,  有機化合物の各種分析 
物質索引 (9件):
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