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J-GLOBAL ID：200902296483178857   整理番号：08A0877632

膜分離活性汚泥法による余剰汚泥の好気性消化特性

著者 (5件)： 神本祐樹 (豊橋技科大 エコロジー工学系) ,  大地佐智子 (ユニチカ) ,  木曽祥秋 (豊橋技科大 エコロジー工学系) ,  小口達夫 (豊橋技科大 エコロジー工学系) ,  山本康次 (大阪府公衆衛研)
資料名： 用水と廃水  (Journal of Water and Waste)
巻： 50  号： 9  ページ： 751-757  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： G0195A  ISSN： 0513-5907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 排水の生物処理において,余剰汚泥の処理・処分費が処理コストに占める割合が高く,搬出汚泥の削減が課題となっている。本研究では,汚泥再生処理センターにおける膜分離活性汚泥プロセスで生成した余剰汚泥を処理対象として,ベンチスケールの膜分離バイオリアクターを用いて汚泥の好気性消化特性を検討した。1日の余剰汚泥供給量は0.19~0.35lとし,SS供給負荷量を変化させた。SS供給負荷量が0.0084kg-SS/kg-MLSS・dにおいて100%のSS削減率が得られた。このとき,処理水の平均CODは70mg/lと比較的低かったが,平均T-Nは67mg-N/l,平均T-Pは28mg-P/lであった。しかしながら,T-Nの95%以上がNOx-Nと,ほぼ完全に硝化が進行しており,T-Pも95%以上がPO₄-Pであった。(著者抄録)

シソーラス用語： バイオリアクタ ,  膜反応器 ,  減容 ,  硝化 ,  *余剰汚泥 ,  *活性汚泥法 ,  *メンブレンバイオリアクタ ,  *汚泥減容
準シソーラス用語： *余剰スラッジ ,  *活性スラッジ法 ,  *膜分離バイオリアクタ ,  *好気性消化 ,  汚泥削減率 ,  窒素除去

分類 (1件)： スラッジ処理・処分  (SC05050K)

引用文献 (13件)：

• 村上定瞭, 竹内正美: 汚泥減量化技術の設計・操作条件と留意事項, 環境技術, 36(5)314~321(2007).
• 牛久保明邦: 食品製造廃棄物の実態とコンポスト化, 資源環境対策, 30(12)1108~1113(1994).
• 名和慶東: ミル破砕工程を含む汚泥減容化の研究, 下水道協会誌, 28(8)562~565(1999).
• 榊原隆司, 見手倉幸雄, 古崎康哲, 中村 豊, 笠原伸介, 石川宗孝: 二超音波を用いた余剰汚泥削減技術について, 水処理技術, 43(6)299~303(2002).
• 大山昭男: オゾン適用による汚泥減量化の実際, 水処理技術, 43(6)267~275(2002).

タイトルに関連する用語 (3件)： 膜分離活性汚泥法 ,  余剰汚泥 ,  好気性消化