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J-GLOBAL ID：200902296566144059   整理番号：09A0812856

「ライフサイクル思考と環境教育」教育用LCAソフトウェアを用いた環境教育の効果:環境行動誘導メカニズムの解析

Effects of Environmental Education Program with LCA Education Software: A Mechanism to Induce Pro-environmental Behavior

著者 (3件)： 平山世志衣 (横浜国大 環境情報学府) ,  中島光太 (横浜国大 環境情報学府) ,  本藤祐樹 (横浜国大 環境情報学府)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 5  号： 3  ページ： 367-381  発行年： 2009年07月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生徒の日常生活を題材としたライフサイクル思考に基づく環境教育プログラムを中学高校生を対象に実施し,生徒たちがこのプログラムのどのような特性または要素に刺激を受けて,どのような心理メカニズムに従い行動意図を変化させるかを分析した。環境行動意図の規定因となる責任感と有効感の向上に,自分の消費行動が地球温暖化と結びついているというつながり感が寄与している可能性を示した。ライフサイクル思考の理解に加えて,自分の所持品のライフサイクル二酸化炭素を計算し,行動変化をシミュレーションするという一連の作業を自ら実施することが,一般的でなく自分自身の消費行動が社会の様々な活動とそれに伴う地球温暖化に関連していることを実感するのに寄与すると考えられる。

シソーラス用語： *環境教育 ,  *ソフトウェア ,  ライフサイクルアセスメント ,  学生 ,  消費者行動 ,  地球温暖化 ,  二酸化炭素 ,  計算機シミュレーション ,  ライフサイクル
準シソーラス用語： *ライフサイクル思考 ,  LCA【環境】 ,  中学高校生 ,  生徒 ,  消費行動

分類 (2件)： 環境工学一般  (SA01010K) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (29件)：

• United Nations Environmental Programme (UNEP)(2002): Sustainable Consumption: A Global Status Report
• 中村昌広, 乙間末廣 (2004): 環境科学会誌, 17(5), 389-401
• 首相官邸 (2005): 京都議定書目標達成計画, 首相官邸ホームページ, 入手先<http://www.kantei.go.jp/singi/ondanka/kakugi/050428keikaku.pdf> (参照2008-3-20)
• 神奈川県環境農政部環境計画課 (2001): 神奈川県体験的環境学習推進事業報告書, 30-31
• 社団法人 未踏科学技術協会 (2006): 消費行動における意識向上のための環境教育に関する調査事業調査報告書, 3-82

タイトルに関連する用語 (10件)： ライフサイクル ,  思考 ,  環境教育 ,  教育 ,  LCA ,  ソフトウェア ,  環境行動 ,  誘導 ,  メカニズム ,  解析