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J-GLOBAL ID:200902296910460151   整理番号:09A1274832

新鮮果実の熟成:分子的視点およびエチレンの役割

Ripening of fleshy fruit: Molecular insight and the role of ethylene
著者 (6件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 94-107  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: T0503A  ISSN: 0734-9750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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果実における発生と熟成は高等植物の生活環における特異段階である。それは,果実発生,その成熟,熟成そして最終的に老化をいった順次進む数段階から成っている。熟成相では,発生的に調節されている種々の遺伝子の段階的発現を通した数種の生理的および生化学的変化が起きる。これら遺伝子の発現および/あるいはサプレッションは果実中の種々の変化に寄与し,果実を見た目に魅力的で食べられるようにさせる。しかしながら,新鮮果実中で果実の収穫後取り扱い中に巨額の損失が生まれ,それは世界的にみて数十億ドルに達するだろう。このことが,これら損失を防ぐ種々の方法の検討に研究者を駆り立てた。遺伝子操作はこれら損失を防ぐ最も有効で費用効果の高い方法であろう。大部分の果実はエチレンの存在下で熟成し,熟成は一度開始されてしまうと調節できないままに進行する。エチレンは,シグナル伝達カスケードを通して熟成過程における数種の応答を引き起こす。それには数千の遺伝子が参加し,熟成に関与するだけでなく,その損傷にも関わる。新鮮果実中の収穫後過程を遅延させることが熟成関連研究の主要課題であった。本レビュー記事では,熟成関連遺伝子を同定し変化させるという観点からここ数年に行なわれた種々の進展を述べた。新鮮果実の熟成過程におけるエチレンおよびエチレン関連遺伝子の役割を含む。モデル果実としてのトマトの研究から始めて,数少ない事例研究をレビューした。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子操作  ,  作物の品種改良  ,  食品の変質 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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