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J-GLOBAL ID:200902297000851854   整理番号:09A0664636

いわゆる「Koga線」の高温端:熱容量の温度微分における異常

High Temperature End of the So-Called “Koga Line”: Anomalies in Temperature Derivatives of Heat Capacities
著者 (5件):
資料名:
巻: 113  号: 17  ページ: 5885-5890  発行年: 2009年04月30日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは水溶液中濃厚H2O領域における温度-モル分率場を,その各々における混合スキーム,すなわち混合の分子レベルの記述が他の混合と定量的に異なる二個に分離するいわゆる「Koga線」を発見した。すなわち,「Koga線」は非電解質水溶液に対する温度-モル分率場におけるGibbs関数,Gの種々の三次微分における異常軌跡の集積である。ここでは,「Koga線」の高温端を位置決めすることを企てた。この位置はゼロ溶質濃度への外挿が純水の性質における可能性温度誘起変化に関する情報を提供するので,特に興味深い境界の範囲である。この端部について,最大95°Cに至るまで断熱熱量測定によって水性2-ブトキシエタノールの半等圧熱容量を決定した。必要な蒸気圧と熱膨張率データが不足しているので蒸発による補正は適用しなかった。更に,120°Cに至るまでの示差走査熱量測定によって3atmで水性1-プロパノールと同様に2-ブトキシエタノールに対するモル体積当たりの等圧熱量を直接測定した。その後,もう一度個別熱容量データの温度微分を行った。前者のデータから生じた三次微分量は段階形異常を示し,一方,後者からの微分量は負のピーク形異常であった。これらの異常の軌跡は無限希釈で約70°Cを指示するように見える。
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分類 (1件):
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非電解質水溶液 
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