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J-GLOBAL ID：200902297744610340   整理番号：08A0194465

胚特異的転写因子のC-LEC1と複合体を形成するニンジンのHAP因子の同定と特性

Identification and characterization of carrot HAP factors that form a complex with the embryo-specific transcription factor C-LEC1

著者 (2件)： YAZAWA Katsumi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KAMADA Hiroshi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 58  号： 13  ページ： 3819-3828  発行年： 2007年 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニンジンの胚形成過程で必須な転写活性化因子であると考えられているC-LEC1(ニンジンのleafy cotyledon)の機能をさらに理解するため,体細胞胚のcDNAライブラリーから,C-LEC1と複合体を形成する因子を選別した。その結果,二つのHAP(ヘム活性化蛋白質)2類似体(C-HAP2A,C-HAP2B)と二つのHAP5類似体(C-HAP5A,C-HAP5B)が同定された。これらの蛋白質の幾つかは,生体外で,CCAAT配列を含むDNA断片と特異的に結合する異質三量体の複合体を形成した。以上等から,C-LEC1は,CCAATボックス結合因子の成分であり,C-HAP2BとC-HAP5AかC-HAP5Bと複合体を形成して,胚発育過程の遺伝子の発現を調節することが示唆された。

シソーラス用語： *ニンジン【セリ科】 ,  胚 ,  胚発生 ,  *不定胚形成 ,  結実 ,  *転写因子 ,  タンパク質複合体 ,  cDNA ,  遺伝子 ,  遺伝子クローニング ,  ヌクレオチド配列 ,  アミノ酸配列 ,  遺伝子発現 ,  DNA結合タンパク質 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： HAP遺伝子 ,  LEC遺伝子

分類 (2件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 胚 ,  転写因子 ,  複合体 ,  ニンジン ,  同定