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J-GLOBAL ID：200902297903765873   整理番号：09A1030289

成形品の計測技術 レーザー干渉コンピュータートモグラフィによる透明成形品内部の屈折率分布測定

著者 (3件)： 斉藤卓志 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  川口達也 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  佐藤勲 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 21  号： 10  ページ： 590-594  発行年： 2009年09月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レンズや回折格子などの光学部品に使用されている透明プラスチック射出成形品には分子配向による屈折率分布が生じており,さらに一般に表層部には圧縮応力,内核部には引張応力が発生して均質ではない。これらの透明射出成形品内部の屈折率分布をレーザ干渉コンピュータトモグラフィ(レーザ干渉CT)により非破壊測定するシステムについて解説した。屈折率分布による光路差を,マッハツェンダ干渉計により得られる干渉縞の移動量として画像化し,多方面から撮影された投影画像を元にして,レーザ干渉CTにより再構成を行うシステムを採用した。射出成形条件のうち,離型時間,保圧,金型温度が射出成形品内部の屈折率分布に与える影響について,この非破壊計測システムで測定した結果を用いて解説した。

シソーラス用語： *計算機トモグラフィー ,  *光干渉 ,  非破壊測定 ,  *屈折率分布 ,  Mach-Zehnder干渉計 ,  干渉縞 ,  画像 ,  射出成形
準シソーラス用語： *レーザ干渉 ,  画像化 ,  投影画像

分類 (4件)： 干渉測定と干渉計  (BD07070G) ,  その他の物理分析  (CC03014E) ,  光物性一般  (BM08010A) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O)

引用文献 (8件)：

• プラスチック成形加工学会編. 流す・形にする・固める. 1997
• SUHARA, H. Applied Optics. 2002, 41, 5317
• PANTANI, R. Polymer. 2007, 48, 2778
• ZOETELIEF, W. F. Polymer Engineering and Science. 1996, 36, 1886
• WIMBERGER-FRIEDL, R. Progress in Polymer Science. 1995, 20, 369

タイトルに関連する用語 (5件)： 成形品 ,  計測技術 ,  レーザー干渉 ,  コンピュータートモグラフィ ,  屈折率分布