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J-GLOBAL ID:200902298461895760   整理番号:09A0236199

官能基を有する1,3-ジエン類の重合 第7報 -イソプレンホスホン酸ジエチルのラジカル重合

Polymerization of 1,3-Dienes with Functional Groups. 7. Free-Radical Polymerization of Diethyl 2-Methylene-3-Butenylphosphonate
著者 (5件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 61-68 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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側鎖にホスホン酸エステル基を有するイソプレン誘導体であるイソプレンホスホン酸ジエチル(IUPAC名:2-メチレン-3-ブテニルホスホン酸ジエチル,以下DEMBP)の合成とラジカル重合を行った.開始剤に0.1mol%のアゾビスイソブチロニトリルを用いてバルク重合を行うと,60°C,17時間で分子量約45000,Mw/Mn=1.5の室温で粘稠なポリマーが収率約47%で得られた.過酸化ジ-tert-ブチルを1mol%用い120°Cで重合させると,1時間で高分子量のポリマーが収率79%で得られた.ベンゼン中で重合を行っても熱重合の併発が避けられないため見かけの値とはなるが,重合速度は開始剤濃度の0.47次,モノマー濃度の約2.5次に比例することがわかった.生成ポリマーのミクロ構造を1Hおよび31P-NMRを用いて解析したところ,重合温度や溶媒の有無によって若干の影響は受けるものの92~97%の1,4-構造からなり,その立体配置は(E)構造40~45%,(Z)構造45~55%程度であることがわかった.ポリマーのガラス転移温度は約-50°Cでメタノールやジメチルホルムアミドなどの極性溶媒に可溶であった.(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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重合触媒,重合開始剤 
引用文献 (24件):
  • 1) “実用プラスチック辞典”, 井出文雄編, 産業調査会 (1993), p. 781 および p. 836.
  • 2) 津田鉄雄, 山下雄也, 工業化学雑誌, 65, 811 (1962).
  • 3) N. Inagaki, K. Goto, and K. Katsuura, Polymer, 16, 641 (1975).
  • 4) Yu. A. Levin, G. B. Fridman, and B. E. Ivanov, Vysokomol. Soedin., Ser. A, 17, 845 (1975) CA 83, 79696.
  • 5) B. J. Muray, J. Polym. Sci., Polymer Symposia, No. 16, 1869 (1967).
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