抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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様々な「ものづくり」における設計問題など理工学・産業上の広範な問題は,制約解消や最適化問題として定式化される。それらを処理する技術は,現在のところ数値計算技術がベースとなっている。しかし,実用上重要な多くの問題が数値的計算法では取扱いが困難な非凸な問題となることがあきらかになっている。そのため,非凸な問題にも有効な最適化手法の開発が望まれている。本稿では,数式処理による最適化を用いた設計手法を紹介する。まず,非凸最適化の基本となる代数的な算法QE(Quantifier Elimination)を紹介し,つぎに,制御系設計への適用例により本手法の有効性を示す。さらに,実際のものづくりへの応用として,HDD設計における磁気ヘッドスライダ形状最適化への適用例を紹介する。(著者抄録)