文献

J-GLOBAL ID：200902298696144398   整理番号：09A0289297

弱毒性インゲンマメ黄斑モザイクウイルス(Bean yellow mosaic virus;BYMV)M11株によるBYMVとクローバ葉脈黄化ウイルス(Clover yellow vein virus)への交叉防御

Cross-Protection Against Bean yellow mosaic virus (BYMV) and Clover yellow vein virus by Attenuated BYMV Isolate M11

著者 (7件)： NAKAZONO-NAGAOKA Eiko (National Agricultural Res. Center, Ibaraki, JPN) ,  TAKAHASHI Tsubasa (Iwate Univ., Morioka, JPN) ,  SHIMIZU Takumi (National Agricultural Res. Center, Ibaraki, JPN) ,  KOSAKA Yoshitaka (Kyoto Prefectural Inst. Agricultural Biotechnology, Kyoto, JPN) ,  NATSUAKI Tomohide (Utsunomiya Univ., Utsunomiya, JPN) ,  OMURA Toshihiro (National Agricultural Res. Center, Ibaraki, JPN) ,  SASAYA Takahide (National Agricultural Res. Center, Ibaraki, JPN)
資料名： Phytopathology  (Phytopathology)
巻： 99  号： 3  ページ： 251-257  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： B0404B  ISSN： 0031-949X  CODEN： PHYTAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)感染植物の低温暴露で得られた弱毒性M11株の交叉防御程度は,グラジオラス由来BYMVに対しては完全だったが,ソラマメとシロクローバ由来株に対しては不完全で,クローバ葉脈黄化ウイルスに対しても部分的に機能した。M11の塩基配列を他のBYMV株と比較すると,グラジオラス株と他の植物由来株との間よりも,M11とグラジオラス由来株との間で相同性が高く,ゲノム上の全蛋白質の塩基配列による系統発生樹では,5つのグラジオラス由来株は単一のクラスターを形成し,他の植物由来の3株とは完全に区別された。アミノ酸配列では,314番目のアミノ酸がM11の弱毒化に関与していた。

シソーラス用語： グラジオラス ,  ソラマメ ,  シロツメクサ ,  ヌクレオチド配列 ,  *系統樹 ,  *生物分類 ,  アミノ酸配列 ,  弱毒ウイルス ,  *交差耐性 ,  タンパク質 ,  耐病性 ,  *インゲンマメ黄斑モザイクウイルス ,  *クローバ葉脈黄化ウイルス ,  *分子系統樹 ,  *ポチウイルス属 ,  生物学的製剤 ,  免疫療法薬 ,  薬物 ,  ワクチン ,  *微生物
準シソーラス用語： *ポチウイルス ,  塩基配列 ,  系統発生樹

分類 (2件)： ウイルスによる植物病害  (FC04054G) ,  ウイルスの形態学,分類学  (EG04020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： インゲンマメ黄斑モザイクウイルス ,  株 ,  クローバ葉脈黄化ウイルス ,  交叉 ,  防御