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J-GLOBAL ID：200902298996204376   整理番号：09A0715224

超伝導体から電界放出される電子のエンタングルメント

Entanglement of electrons field-emitted from a superconductor

著者 (10件)： YUASA Kazuya (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  FACCHI Paolo (Universita di Bari, Bari, ITA) ,  FACCHI Paolo (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare, Bari, ITA) ,  FAZIO Rosario (INFM, CNR, Pisa, ITA) ,  FAZIO Rosario (International School for Advanced Studies (SISSA), Trieste, ITA) ,  NAKAZATO Hiromichi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  OHBA Ichiro (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  PASCAZIO Saverio (Universita di Bari, Bari, ITA) ,  PASCAZIO Saverio (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare, Bari, ITA) ,  TASAKI Shuichi (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 79  号： 18  ページ： 180503.1-180503.4  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超伝導体から電界放出される電子のエンタングルメントと相関の綿密な解析に基づいて,真空におけるエンタングルド電子源を提案する。鋭い材料片にバイアス電圧を印加するとき,先端に強い静電場が出現し,真空中への電子放出を引き起こす。筆者らの解析は,電界放出における電子の同時発生が,超伝導先端における対生成に起因する電子の局所的相関を明らかにできることを示した。さらに,検出器を反対方向に向けることによりBellの不等式のテストを行なうために,エンタングルド電子の比率を最適化できた。Cooper対のボソン特性と電子のフェルミオン特性との間の相互作用を詳細に調べた。大きなエネルギー分解能および大きなギャップ値をもつ先端材料が望ましいことを指摘した。また,Fermi準位に近いエネルギー選択が相関を高めると予測した。

シソーラス用語： *超伝導体 ,  *電界放出 ,  電子 ,  重合せ ,  波動関数 ,  *電子相関 ,  電子対生成 ,  Bell定理 ,  Cooper対 ,  ボソン ,  フェルミオン ,  エネルギー分解能 ,  電圧 ,  Fermi準位 ,  エネルギーギャップ ,  量子もつれ
準シソーラス用語： バイアス電圧 ,  量子エンタングルメント

分類 (1件)： 超伝導体の物性一般  (BM04021A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電界放出 ,  電子 ,  エンタングルメント