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J-GLOBAL ID：200902299060098872   整理番号：09A0941250

死グリップのカスパーゼとキナーゼ

Caspases and Kinases in a Death Grip

著者 (2件)： KUROKAWA Manabu (Dep. of Pharmacology and Cancer Biology, Duke Univ. Medical Center, Durham, NC 27710, USA) ,  KORNBLUTH Sally (Dep. of Pharmacology and Cancer Biology, Duke Univ. Medical Center, Durham, NC 27710, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 138  号： 5  ページ： 838-854  発行年： 2009年09月04日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アポトーシスの複雑な過程は,独自の基質特異性を持つシステインプロテアーゼのファミリーであるカスパーゼによって編成される。細胞死経路はカスパーゼの直接リン酸化を含む複数のシグナル伝達事象によって微調整されるが,キナーゼは活性型カスパーゼの基質であることが多いことが,数々の証拠から示唆される。重要なのは,カスパーゼ媒介によるキナーゼ切断によって,生存促進性シグナル伝達の終結,または死プログラムの実行と瀕死細胞のパッケージング促進を助けるアポトーシス促進性ペプチド断片の生成を可能にすることである。本稿で,著者らはキナーゼ基質としてのカスパーゼとカスパーゼ基質としてのキナーゼについて再調査し,細胞生存と細胞死のバランスがこの2つの酵素ファミリー間のクロストークによって変えられる仕組みを考察している。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カスパーゼ ,  *タンパク質キナーゼ ,  基質特異性 ,  *アポトーシス ,  酵素的分解 ,  リン酸化 ,  細胞情報伝達 ,  酵素活性化 ,  アダプタータンパク質 ,  活性部位 ,  セリン/トレオニン特異的タンパク質ホスファターゼ ,  タンパク質キナーゼC ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  MAPキナーゼキナーゼキナーゼ ,  チロシンキナーゼ ,  NFκB ,  細胞周期 ,  サイクリン依存性キナーゼ
準シソーラス用語： FADD ,  カスパーゼ9 ,  カスパーゼ2 ,  カスパーゼ8 ,  カスパーゼ3 ,  PP2A ,  蛋白質キナーゼC-δ ,  ROCK1 ,  PAK2 ,  MSTキナーゼ ,  HPK1 ,  MEKK1 ,  CDK2キナーゼ ,  Chk1

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  代謝一般  (EB03050F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 死 ,  グリップ ,  カスパーゼ ,  キナーゼ