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J-GLOBAL ID：200902299648772081   整理番号：09A0134861

熱回路網法による空気調和用熱交換器性能の予測(蒸発器の能力に対する風量不均一と冷媒パスパターンの影響)

Prediction of Performance of a Heat Exchanger by Thermal Network Method (Influence of Air-Flow Unbalance and Refrigerant-Flow Path Pattern on an Evaporator’s Performance)

著者 (4件)： 加賀邦彦 (三菱電機 先端技総研) ,  古藤悟 (三菱電機 先端技総研) ,  大串哲朗 (広島国際大 工) ,  吉田英生 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B)
巻： 75  号： 749  ページ： 117-124  発行年： 2009年01月25日 
JST資料番号： F0036B  ISSN： 0387-5016  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 吸い込み風量の不均一が空調機用の蒸発器の能力に及ぼす影響を定量的に予測するため熱回路網法を応用した著者提案の手法を用いて検討した。家庭用室内機として一般的に用いられる2列2パス熱交換器について,上部のブロックと下部のブロックの風量に不均一が生じた場合,風量の不均一の度合いに応じて能力低下が発生する。具体的には風量の不均一が40%のとき能力低下は6%などであり無視できないレベルであることが明らかとなった。つぎに,冷媒のパスパターンを変更することによる能力低下の抑制効果を定量的に予測した結果,冷媒の入り口出口の位置を適正に変更することで能力低下は6%から1%未満まで抑制できることが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： 熱交換器 ,  *蒸発器 ,  熱分析 ,  空気調和 ,  *風量 ,  冷媒
準シソーラス用語： 熱回路網法 ,  *性能予測

分類 (1件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G)

引用文献 (5件)：

• 1) KAGA K. Proceedings of 10th International Heat Transfer Conference, 1994. (1994) vol.I/2, p.99-105.
• 2) KAGA K. Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers, Series B. (2001) vol.67, no.654, p.189-196.
• 3) JSME Mechanical Engineer's Handbook. (2005) vol.γ-3, p.10-11.
• 4) FUJII T. Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers, Series B. (1993) vol.59, no.562, p.261-268.
• 5) 加賀 邦彦. ほか. 熱回路網法による空気調和用熱交換器性能の予測 : 有効比熱モデルを用いた凝縮器性能の予測. 日本機械学會論文集. B編. 日本機械学会. (2000) vol.66, no.647, p.1826-1832.

タイトルに関連する用語 (10件)： 熱回路網 ,  空気調和 ,  熱交換器 ,  予測 ,  蒸発器 ,  能力 ,  風量 ,  不均一 ,  冷媒 ,  パス