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J-GLOBAL ID：200902299799187628   整理番号：08A0636082

フルフリルアルコール-エチレングリコール系混合物の重合段階における超音波照射が炭素化物の微細構造に及ぼす影響

Effect of ultrasonic irradiation for polymerization of furfuryl alcohol with ethylene glycol as a pore-forming agent on microstructure of the derived carbons

著者 (5件)： 平崎哲郎 (横浜国大) ,  目黒竹司 (横浜国大) ,  脇原徹 (横浜国大) ,  多々見純一 (横浜国大) ,  米屋勝利 (横浜国大)
資料名： 炭素
巻： 2008  号： 233  ページ： 181-186  発行年： 2008年06月16日 
JST資料番号： G0633A  ISSN： 0371-5345  CODEN： TASOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フルフリルアルコール(FA)とエチレングリコール系の混合物の重合過程における超音波照射がフラン樹脂と炭素化物の微細孔構造に及ぼす影響を検討した。FAとエチレングリコール(EG)あるいはテトラエチレングリコール(TEG)との混合物(重量比100/0~30/70)の超音波照射(出力200~500W)下でp-トルエンスルホン酸を触媒として重合した。さらに,700°Cまで昇温して炭素化した。炭素化試料の窒素吸着等温線の測定で表面積,メソ孔容積,マイクロ孔の細孔分布を解析すると共にSEMによる観察を行った。その結果,超音波の出力が大きくなると表面積が大きくなって,マイクロ孔(1nm以下)が増加して,賦活なしでも市販の活性炭に近い表面積を示した。また,FAとTEGが同量の場合に炭素化物の微細孔構造が最も発達した。

シソーラス用語： *フラン樹脂 ,  *炭化物 ,  *細孔構造 ,  *超音波照射 ,  *開環重合 ,  窒素 ,  吸着等温式 ,  比表面積 ,  *細孔径分布 ,  体積 ,  混合液体 ,  炭化 ,  *ポリオール ,  微細構造 ,  アルコール ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール ,  エーテル ,  スルホン酸 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： 細孔容積

分類 (2件)： 単独重合  (CG04020S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (4件)： フルフリルアルコール ,  エチレングリコール ,  テトラエチレングリコール ,  p-トルエンスルホン酸

引用文献 (14件)：

• SIRCAR, S. Carbon. 1996, 34, 1-7
• LEE, J. Chem Commun. 1999, 23, 2177-2183
• YU, J. S. J. Am. Chem. Soc. 2002, 124, 9382-9388
• DUBININ, M. M. Carbon. 1981, 19, 402-408
• YOON, S. J. Electrochem. Soc. 2000, 147, 2507-2512

タイトルに関連する用語 (8件)： フルフリルアルコール ,  エチレングリコール ,  混合物 ,  重合 ,  段階 ,  超音波照射 ,  炭素化 ,  微細構造