抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまでに著者らはボールねじを用いた電磁抵抗型制振装置を開発した。これはメカトロダンパとメカニカルスナッバの両方の特性,すなわち減衰機構と慣性質量を併せ持ち,発電機端子間の負荷抵抗を操作することによってセミアクティブダンパおよびパッシブダンパの双方の機能をもつ。そこで本研究では,実大構造物への適応を目的として,30kN用の電磁抵抗型制振装置を開発した。台湾の国家地震工学研究センターにおいて三層構造物に本装置を取付けて加振実験を行った。制御にはリヤプノフ関数を規範とした二値切替型のセミアクティブ制御手法を用いた。本装置の受動・準能動時における制振効果を確かめた。(著者抄録)