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J-GLOBAL ID:200902299875153274   整理番号:09A1265825

路面融雪装置の設計熱負荷 第2報:残雪許容が熱負荷に与える効果

Design heat load for snow-melting facilities Part 2: Effect of acceptable remaining snow on design heat load
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 445-454  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: G0017A  ISSN: 0373-1006  CODEN: SPYOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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適切に設計された融雪装置は,雪国におけるバリアフリー社会の実現に不可欠である。そこで,必要なサービスを提供するための融雪装置の熱出力を検討した。本論文では,上村・星野(2004)によって提案された熱収支に基づく路面残雪モデルにおいて導入された許容残雪時間率φ,設計降雪時間δの2つの指標に,許容残雪深εというパラメータを加え,これらの3つの指標に応じた装置の必要熱出力を整理した。その結果,次のことが明らかになった。(1)国内の代表地点のどこでも,許容残雪深を0cmから1cmに変えることで,必要熱出力が50Wm-2ほど低減できる。(2)5cmの残雪を許容するなら,50Wm-2以下という非常に小さな熱出力であっても,降雪時間の90%以上が許容値内に維持される。(3)設計降雪時間を1h,許容残雪深0cmという条件が特に大きな熱出力を要求し,多少なりとも残雪を許容し緩慢な融雪をすれば大幅な熱出力低減が可能となる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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雪氷工学,寒中工事  ,  道路の維持修繕 
引用文献 (9件):
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