特許
J-GLOBAL ID:200903000019457058

重荷重用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-036918
公開番号(公開出願番号):特開2001-225615
出願日: 2000年02月15日
公開日(公表日): 2001年08月21日
要約:
【要約】【課題】 重荷重用ラジアルタイヤでは、ビードコアまわりを巻き上げるようにして設けられたボディプライの上端部でクラックが発生することがあったので、ビード部での補強層の追加や厚肉化を行っていたが、これではタイヤ重量の増加になり、他の問題に繋がる。これらを解決する。【解決手段】 ビードコアに対するタイヤ径方向の内側端から、ボディプライにおけるタイヤ幅方向外側での巻上高さをA、径内側ビードフィラーの高さをB、スチールフィラーの巻上高さをC、径外側ビードフィラーの高さをD、タイヤ最大幅位置近傍におけるサイドウォール最小肉厚をE、タイヤの最大高さをF、ビード部最大肉厚をGとおいてA>C及び0.7≦B/A≦1.2及び0.4≦D/F≦0.5及び0.2≦E/G≦0.4の各相関関係を得るものとし、補強層の追加や厚肉化を行わないものとした。
請求項(抜粋):
ビードコア(3)に対するタイヤ径方向の外方側に径内側ビードフィラー(5)及び径外側ビードフィラー(6)が設けられ、トレッド部(8)側からタイヤ径方向内方へ向けて延びるボディプライ(10)がこれらビードコア(3)及び両ビードフィラー(5,6)まわりをタイヤ幅方向内側からビードコア(3)に対するタイヤ径方向の内側端を経てタイヤ幅方向外側へと巻き上げられると共に、ビードコア(3)に対するタイヤ径方向の内側端に対応してボディプライ(10)の外面側に重ね合わせ状態でスチールフィラー(16)が巻き上げられたビード部構造を有した重荷重用ラジアルタイヤにおいて、ビードコア(3)に対するタイヤ径方向の内側端を基準とするときの、ボディプライ(10)におけるタイヤ幅方向外側での巻上高さをA、径内側ビードフィラー(5)の高さをB、スチールフィラー(16)の巻上高さをC、径外側ビードフィラー(6)の高さをD、タイヤ最大幅位置近傍におけるサイドウォール(9)最小肉厚をE、タイヤの最大高さをF、ビード部(2)最大肉厚をG、とおくとき、これらA〜Gの相互間に、A>C及び0.7≦B/A≦1.2及び0.4≦D/F≦0.5及び0.2≦E/G≦0.4の各相関関係が成立していることを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 15/06 ,  B60C 13/00 ,  B60C 15/00
FI (4件):
B60C 15/06 B ,  B60C 15/06 F ,  B60C 13/00 J ,  B60C 15/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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