特許
J-GLOBAL ID:200903000044448489

水冷原子炉内のステンレス鋼構成部又は関連構成部の腐食を減少させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264762
公開番号(公開出願番号):特開平7-198893
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 高温水にさらされる構成部品の腐食電位を減少させることのできる水冷原子炉内のステンレス鋼構成部又は関連構成部の腐食を減少させる方法を提供する。【構成】 本発明に係る方法によれば、白金族金属、例えばパラジウムを含有している化合物の溶液又は懸濁液を原子炉の水中に噴射する。この化合物は、原子炉発熱状態の下で分解して、白金族金属のイオン、原子を放出する性質を有しており、これらのイオン、原子は、ステンレス鋼構成部に形成されている酸化物皮膜に混入又は付着する。前述の化合物は有機物、有機金属化合物(例えば、パラジウム・アセチルアセトナート)、又は無機物であってもよい。
請求項(抜粋):
水冷原子炉内のステンレス鋼構成部又は関連構成部の腐食を減少させる方法であって、金属を含有している化合物の溶液又は懸濁液を前記原子炉の水中に噴射する工程を備えており、前記金属は、ステンレス鋼に混入又は付着されたときにステンレス鋼の耐食性を高める性質を有しており、前記化合物は、原子炉発熱状態の下で分解して、前記ステンレス鋼構成部に形成された酸化物皮膜に混入又は付着する前記金属のイオン又は原子を放出する性質を有している水冷原子炉内のステンレス鋼構成部又は関連構成部の腐食を減少させる方法。
IPC (2件):
G21D 1/00 GDB ,  G21D 3/08 GDB
FI (2件):
G21D 1/00 GDB W ,  G21D 1/00 GDB X
引用特許:
審査官引用 (2件)

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