特許
J-GLOBAL ID:200903000058856091

暗号通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-318605
公開番号(公開出願番号):特開2000-151578
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 従来の移動体と情報処理装置との間での暗号通信では、移動体において暗号化・復号化のための鍵、および暗号アルゴリズムを具備している。また、移動体、及び情報処理装置との間での通信において、使用される暗号化・復号化の鍵、および暗号アルゴリズムは各々固定されていたため、万一鍵情報が漏洩した場合は、暗号情報の盗聴やデータの改ざんの被害が拡大する危険があり、セキュリティの面から課題があった。また、移動体における暗号処理に絡むアプリケーションの種類は1種類に限定されていた。【解決手段】 暗号アルゴリズム識別子(AID)と、AIDに対応した暗号鍵/復号鍵の鍵識別子(KID)複数個を移動体が具備し、複数の暗号アルゴリズムと、各々の暗号アルゴリズムに対応した暗号アルゴリズム識別子(AID)と、各々の暗号アルゴリズムに対応した複数の暗号鍵/復号鍵と、各々の暗号鍵/復号鍵に対応した鍵識別子(KID)とを情報処理装置が具備する。
請求項(抜粋):
情報処理装置と、この情報処理装置と双方向通信を行う複数の移動体とで構成される暗号通信装置において、上記移動体は、上記情報処理装置から送信される暗号文を受信する手段と、固有の暗号アルゴリズム識別子と鍵識別子とを格納するとともに、上記受信された暗号文を格納する第1の記憶手段と、上記情報処理装置との位置が所定位置に到達したときに、上記第1の記憶手段に格納された暗号アルゴリズム識別子と鍵識別子と暗号文をともに上記情報処理装置へ向けて送信する手段とを具備し、上記情報処理装置は、上記所定位置に有る移動体から送信された暗号文、暗号アルゴリズム識別子、及び鍵識別子を受信する手段と、上記移動体が個々に有する暗号アルゴリズム識別子にそれぞれ対応した異なる複数のアルゴリズム、及び上記移動体が個々に有する鍵識別子にそれぞれ対応した異なる複数の鍵を格納する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に格納された複数のアルゴリズムから受信された暗号アルゴリズム識別子に対応するアルゴリズムを選択する手段、及び上記第2の記憶手段に記憶された複数の鍵から受信された暗号アルゴリズム識別子に対応する鍵を選択する手段を有する選択手段と、上記選択手段で選択された鍵を用いて、上記選択手段で選択されたアルゴリズムで受信された暗号文を復号化する復号化手段と、上記復号化手段で復号化された情報に基づいて処理された処理情報と上記選択手段で選択された鍵を用いて、上記選択手段で選択されたアルゴリズムで新たに暗号文を生成する暗号化手段と、上記暗号化手段で生成された暗号文を上記所定位置に有る移動体へ向けて送信する手段とを具備したことを特徴とする暗号通信装置。
IPC (4件):
H04L 9/14 ,  G07B 15/00 ,  G07B 15/00 510 ,  H04Q 7/38
FI (4件):
H04L 9/00 641 ,  G07B 15/00 L ,  G07B 15/00 510 ,  H04B 7/26 109 R
Fターム (13件):
3E027EA01 ,  3E027EC07 ,  3E027EC10 ,  5J104AA34 ,  5J104DA03 ,  5J104NA40 ,  5J104PA01 ,  5J104PA11 ,  5K067AA30 ,  5K067AA34 ,  5K067AA35 ,  5K067EE02 ,  5K067HH36
引用特許:
審査官引用 (3件)

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