特許
J-GLOBAL ID:200903000097320832
自動車の上部車体構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-074923
公開番号(公開出願番号):特開平8-268329
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】フロントピラーの閉断面をヒンジピラーにより下方に連続させるとともに、該両ピラーの重合部を利用して該重合部に他の閉断面を効果的に形成し、フロントピラーの支持剛性強度を高めてフロントピラーの振れを防止する。【構成】ヒンジピラーアウタ14b の第1ハット状断面部23をフロントピラー13の閉断面内に延設し、フロントピラーとヒンジピラー14とを重合させて両ピラーの閉断面を上下方向に連続させる。フロントピラーアウタ13b の第2ハット状断面部26の第2凸状部24に、第1ハット状断面部の第1凸状部21よりも前側の第1平板部22上において下方に行くに従い前方に広がる末広がり部27を設ける。末広がり部上下側の第2凸状部を、第1凸状部に略一致する断面形状となるように第1凸状部の前面に収束させた状態で該第1凸状部の外面に重合させて、前側の第1平板部上に第1凸状部と末広がり部とによる閉断面部を形成する。
請求項(抜粋):
車体の前側上部に設けられ、フロントピラーインナとフロントピラーアウタとで略上下方向に延びる閉断面を形成するフロントピラーと、該フロントピラーの下端部より下方に延びて設けられ、ヒンジピラーインナとヒンジピラーアウタとで略上下方向に延びる閉断面を形成するヒンジピラーとを備え、上記フロントピラーの下端部をヒンジピラーの上端部に重合して該両ピラーの閉断面を上下方向に連続させるようにした自動車の上部車体構造において、上記ヒンジピラーアウタの上端部は、上記フロントピラーの閉断面内に延設され、このヒンジピラーアウタの上端部には、車幅方向外方に突出する第1凸状部と、該第1凸状部より前後方向にそれぞれ延設した前側および後側の第1平板部とからなる断面略ハット状の第1ハット状断面部が形成されている一方、上記フロントピラーアウタの下端部には、車幅方向外方に突出しかつ上記第1ハット状断面部の第1凸状部よりも前側の第1平板部上において下方に行くに従い前方に広がる末広がり部を有する第2凸状部と、該第2凸状部より前後方向にそれぞれ延設された前側および後側の第2平板部とからなる断面略ハット状の第2ハット状断面部が形成されており、上記末広がり部下方の第2凸状部は、上記第1凸状部に略一致する断面形状となるように末広がり部を第1凸状部の前面に収束させて該第1凸状部の外面に重合されてなり、上記前側の第1平板部上において第1凸状部と末広がり部とによる閉断面部が形成されていることを特徴とする自動車の上部車体構造。
引用特許:
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