特許
J-GLOBAL ID:200903000115959994

廃プラスチックからの油回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-271468
公開番号(公開出願番号):特開平10-095984
出願日: 1996年09月20日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 脱塩素工程と熱分解工程の省設置スペース化を図り、効率よく搬送し得る。【解決手段】 廃プラスチックを高温の砂と混合し、温度250〜350°Cに加熱することにより、実質的に塩素が除去された廃プラスチックと砂の混合物から成る処理物を製造する脱塩素炉1と、前記処理物を、高温の砂及び/又は添加剤と混合、直接加熱して温度略350〜500°Cに昇温・保持することにより、廃プラスチックの加熱分解を行なう加熱分解炉とを含み、前記脱塩素炉と加熱分解炉を機械的攪拌手段で構成するとともに、前記脱塩素炉と加熱分解炉を重力差をもたせて配設し、脱塩素炉から加熱分解炉への処理物の移送を重力を利用して行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
塩化ビニルその他の含塩素プラスチックを含む廃プラスチックを熱分解により油回収する方法において、廃プラスチックを高温の砂及び/又は添加剤と混合し、温度250〜350°Cに加熱することにより、実質的に塩素が除去された廃プラスチックと砂の混合物から成る処理物を製造する脱塩素工程と、前記処理物を、高温の砂及び/又は添加剤と混合、直接加熱して温度略350〜500°C、好ましくは略400〜480°Cに昇温・保持することにより、廃プラスチックの加熱分解を行なう加熱分解工程とを含み、前記脱塩素工程と加熱分解工程を機械的攪拌手段で構成するとともに、前記脱塩素工程と加熱分解工程を重力差をもたせて配設し、脱塩素工程から加熱分解工程への処理物の移送を重力を利用して行うことを特徴とする廃プラスチックからの油回収方法。
IPC (6件):
C10G 1/10 ZAB ,  B29B 17/00 ,  C08J 11/12 CEV ,  C08J 11/16 ZAB ,  B29K101:00 ,  B29K105:26
FI (4件):
C10G 1/10 ZAB ,  B29B 17/00 ,  C08J 11/12 CEV ,  C08J 11/16 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)

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