特許
J-GLOBAL ID:200903000158708960

無線受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300410
公開番号(公開出願番号):特開平10-145250
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 フレーム同期に関する信号が他のチャンネル信号と異なる電界強度で送信されている場合であっても混変調を抑制でき、かつ熱雑音による受信信号の劣化をも考慮した受信感度の高い無線受信装置を提供することを目的とする。【解決手段】 誤り検出手段(10)が検出する受信データの品質と帯域フィルタ(5)の出力信号の大きさに基づいて混変調が発生しているか否かを判定し、受信部フロントエンド部分に設けられた可変利得減衰手段(2)の減衰量を制御する利得制御手段(9)を設けた。
請求項(抜粋):
ディジタル変調信号を受信する無線受信装置において、受信高周波信号の信号レベルを抑制する可変利得減衰手段と、前記可変利得減衰手段から出力される前記受信高周波信号の増幅を行う高周波増幅手段と、増幅された前記受信高周波信号を中間周波信号に変換する周波数変換手段と、前記中間周波信号のうち所定の周波数帯域成分のみを通過させる帯域フィルタと、前記帯域フィルタを通過した信号を増幅し、これが一定の平均電力量で出力されるように自動利得制御された可変利得中間周波増幅手段と、前記可変利得中間周波増幅手段の出力信号からベースバンド信号を復調し、受信データを出力する復調手段と、前記受信データの誤りを検出し前記受信データの品質劣化を表す品質劣化指標を出力する誤り検出手段と、前記帯域フィルタの出力信号の大きさと前記品質劣化指標とに基づき前記可変利得減衰手段の利得減衰量を制御する利得制御手段とを備え、前記利得制御手段は、前記品質劣化指標に基づいて受信データの品質劣化が検出されたときに前記受信高周波信号の品質が劣化したものと認め、このときに前記帯域フィルタの出力信号の大きさが所定の値以上である場合には前記可変利得減衰手段の利得減衰量を増大させ、または前記所定の値よりも小さい場合には前記利得減衰量を減少させることを特徴とする無線受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/10 ,  H04B 1/26
FI (2件):
H04B 1/10 G ,  H04B 1/26 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る