特許

J-GLOBAL ID：200903000206583504

光通信用前置増幅器

発明者： 原 弘 ,  熊谷 誠二 ,  澤田 宗作
出願人/特許権者： 住友電気工業株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 芳樹 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-086923
公開番号（公開出願番号）：特開平10-284955
出願日： 1997年04月04日
公開日（公表日）： 1998年10月23日
要約：

【要約】【課題】 入力光パワーの平均値に応じて変換利得を変更できるようにして、信号と時間的規則性があるノイズを除去できる光通信用前置増幅器を提供する。【解決手段】 この前置増幅器光は、電流/電圧変換回路10、パワー検出回路400および帰還制御回路500を備える。変換回路10は、ソース接地型増幅部100を含む増幅回路、帰還抵抗の両端に並列してドレインおよびソースが結合される帰還用FETを含み増幅回路の出力から入力に負帰還をかけるトランスインピーダンス型の帰還回路200を有して増幅回路の出力に入力電流に対応する電圧を出力する。検出回路400は、変換回路10の出力の電圧波形から光入力パワーの平均値を検出し、平均値に応じた電圧を発生する。帰還制御回路500は、変換回路10および検出回路400の出力に応じて、帰還用FETのゲートを制御し増幅回路の利得を変化させる。

請求項（抜粋）：

出力と、光入力を受けた受光素子の光電変換により発生される光電電流を受ける入力と、前記入力にゲートが接続される駆動用電界効果トランジスタを含むソース接地型増幅部とを有する増幅回路、帰還抵抗と、前記帰還抵抗の一端にドレインが結合され、且つ他端にソースが結合される帰還用電界効果トランジスタとを有し、前記増幅回路の出力から入力に負帰還をかけるトランスインピーダンス型の帰還回路、を有し、前記増幅回路の出力に前記光電電流に対応する電圧波形を出力する電流/電圧変換回路と、前記電流/電圧変換回路の出力の電圧波形から光入力パワーの平均値を検出し、この平均値に応じた電圧を発生するパワー検出回路と、前記電流/電圧変換回路の出力および前記パワー検出回路の出力に応じて、前記帰還用電界効果トランジスタのゲートを制御して、前記増幅回路の利得を変化させる帰還制御回路と、を備えることを特徴とする光通信用前置増幅器。

IPC (6件)：

H03F 3/08 ,  H04B 10/28 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06

FI (2件)：

H03F 3/08 ,  H04B 9/00 Y

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-274607
  
• 帰還増幅回路
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-175566   出願人：沖電気工業株式会社
• 増幅器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-236852   出願人：株式会社日立製作所
• 特開平4-361410