特許
J-GLOBAL ID:200903000208215642

積層構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-510692
公開番号(公開出願番号):特表平11-512038
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】1995年2月28日に出願された国際特許出願PCT/AU95/00100に基づくWO95/23682A1は、膨張ポリスチレンなどの本質的に弱い材料から構造的に強い物品を製造することに関する。この弱い材料は、アモルファスポリエチレンテレフタレート(APET)などの熱可塑性プラスチックシート材料からなる一以上の層で覆われている。本発明は上述の改良で、本質的に流体の通過できる、又はそのようにするために孔が開けられる内部部材を有する。内部部材は、装飾、強度向上及びその他の特性を得るためのもので、熱変形可能な外側の層を加熱することで包まれる。積層構造体を形成する方法は、本質的には過重に耐えられないが、少なくとも部分的に流体が通過できる複数の形状形成部材(81,82,83)を選択し、上記部材(81,82,83)を積層して積層体(80)を形成し、外皮(87)用の一以上の熱可塑性プラスチックシートを加熱し、積層体(80)に対して加熱されたシート(87)を移動してこれらを積層体(80)上の所定の場所に移動し、積層体(80)の部材(81,82,83)が圧縮されてシート(87)が積層体(80)の形状に一致するように、積層体(80)の両端間に流体の圧力差を加え、上記積層体(80)とシート(87)との間と積層体(80)内に閉じ込められている空気を積層体(80)から出し、熱可塑性プラスチックシート(87)を冷却する。製造されたものは、すべての方向に張力が加えられた覆いシート又は外皮(87)で覆われている。構造体の種々の適用、すなわち、建築部材、宣伝サイン、自動車パネル、当て物、真鍮プレート、パレット、サーブボード及びセールボードが開示されている。
請求項(抜粋):
積層構造体の製造方法であって、上記積層構造体は、複数の形状形成用内側部材と少なくとも一つの外皮で形成されて荷重を受ける能力を有し、上記形状形成用内側部材は、それぞれ本質的に荷重に耐えられず、少なくとも一部が流体を透過するもので、上記方法は、(1) 上記複数の部材を積層して積層体を形成する工程、(2) 上記外皮を形成するために熱可塑性プラスチックシートを熱する工程、(3) 上記加熱されたシートを上記積層体に対して移動して上記加熱されたシートを上記積層体上の所定場所にもって行く工程、(4) 上記積層体から離れた上記シートの側部と上記シートから離れた上記積層体の側部との間に流体圧力差を加えて、上記積層体の部材を圧縮すると共に上記シートを上記圧縮された積層体の形状に一致させ、上記積層体とシートとの間及び上記積層体に閉じ込められていた空気を上記積層体を介して排出する工程、(5) 上記熱可塑性プラスチックシートを冷却し、上記シートにあらゆる方向の張力を生じさせる工程を有する積層構造体の製造方法。
IPC (4件):
B29C 51/14 ,  B29C 63/02 ,  B32B 31/06 ,  B29L 9:00
FI (3件):
B29C 51/14 ,  B29C 63/02 ,  B32B 31/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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