特許
J-GLOBAL ID:200903000237289906

穀粒等の自動袋詰め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255410
公開番号(公開出願番号):特開平10-081301
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 袋の供給、開口、把持および充填を簡単な機構で確実に行なうことができ、そして装置全体を小型化した穀粒等の自動袋詰め装置を提供する。【解決手段】 複数枚の袋10を積載する袋載せ台2の上方に、回動自在に軸支された給袋シリンダ33により伸縮動するピストンロッド33aに吸盤31を取り付けた袋取出し機構3を配設し、計量装置7により計量された穀粒を袋に案内する投入ホッパー6および開閉可能な一対の補助シュート63は、フレーム1の上部に固定された断面略逆U字状の取付部材40の上壁部に配設され、また袋開口機構4は、その固定吸盤を取付部材40の前側壁部に、そしてシリンダ45により水平移動する可動吸盤を後側壁部にそれぞれ取り付け、さらに、袋を把持する袋把持機構5もその固定グリッパを取付部材40の前側壁部に、シリンダ53により水平移動する可動グリッパを後側壁部にそれぞれ取り付けられている。
請求項(抜粋):
フレーム1の前方に設けられた複数枚の袋を積載する袋載せ台2から袋を取り出して穀粒等の充填部へ袋を供給するために前記袋載せ台2の上方に配設された袋取出し機構3と、該袋取出し機構3によって供給された袋を受け取り袋の口部を開口するための袋開口機構4と、該袋開口機構4によって開口された袋の両端部を把持するために前記袋開口機構4に並列して配置された袋把持機構5と、穀粒等を計量するために前記フレーム1の上方に配設された計量装置7と、前記フレーム1の上部で前記計量装置7の下方に配設されて穀粒等を開口された袋へ充填するための投入ホッパー6および該投入ホッパー6の下方で開閉可能に設けられた一対の補助シュート63、63と、穀粒等の袋詰めが終了した袋を排出するための袋排出機構8とを備えた穀粒等の自動袋詰め装置において、前記袋取出し機構3は、前記フレーム1に回動可能に支持されたシリンダピストン手段33、33aと、伸縮動するピストンロッド33aの先端に取り付けられて袋を真空吸着する複数の吸盤31、31とを有し、前記袋開口機構4は、前記袋取出し機構3によって供給された袋の口部近傍の一面を真空吸着する少なくとも2個の固定吸盤41、41と、シリンダピストン手段45、45、45a、45aによって前記固定吸盤41、41に対して接離移動しうるように設けられて、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する少なくとも2個の可動吸盤42、42とを有し、前記固定吸盤41、41と前記可動吸盤42、42の離間移動により供給された袋の口部を開口するように構成され、前記袋把持機構5は、前記袋開口機構4によって開口された袋の口部近傍の両端部を把持するように前記袋開口機構4の両側外方に並設され、そして袋の口部近傍の両端部に対応して配置された2個の固定グリッパ51、51と、シリンダピストン手段53、53、53a、53aによって前記固定グリッパ51、51に対し接離移動しうるように設けられた2個の可動グリッパ52、52とを有し、前記可動グリッパ52、52を固定グリッパ51、51に対して接近移動させることによって袋の口部近傍の両端部を把持するように構成され、前記投入ホッパー6の下方に設けられた前記一対の補助シュート63、63は、回転シリンダ65、65により開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開口機構4によって開口された袋の口部に進入して袋の口部を拡張させかつ前記計量装置7によって計量された穀粒等を投入ホッパー6とともに案内して袋への充填を確実に行なわせるようになしたことを特徴とする穀粒等の自動袋詰め装置。
IPC (4件):
B65B 1/06 ,  B65B 39/08 ,  B65B 43/18 ,  B65B 43/30
FI (4件):
B65B 1/06 ,  B65B 39/08 ,  B65B 43/18 ,  B65B 43/30 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 粉粒体包装装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-200176   出願人:ニューロング株式会社
  • 特開昭63-173925
  • 特開昭63-173925

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