特許
J-GLOBAL ID:200903000244989999

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007776
公開番号(公開出願番号):特開平10-203330
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 マスタシリンダ以外の圧力源(増圧手段)を備えた車両用ブレーキ装置において、その増圧手段の負荷変動を抑制して低出力化を可能にする。【解決手段】 本ブレーキ機構では、二つの油圧経路42,44を備えており、ABS制御時等には、各油圧経路42,44に設けたポンプ60,62(増圧手段)の吐出側を連通経路74を介して連通させている。このため、一方の油圧経路(例えば42)のみでブレーキ油の消費が増加したときには、ポンプ62からも連通経路74を介してブレーキ油を供給して、負荷を分担することができる。このため、一部のW/C2FL〜2RRにおけるブレーキ油消費量の変動を分散させて、ポンプ60,62の負荷変動を小さくすることができ、ポンプ60,62の出力は小さくて済み、車両の低騒音化,低コスト化を図ることができる。
請求項(抜粋):
ドライバがブレーキペダルを踏み込むとマスタシリンダからホイールシリンダに至る制動用の流体経路内の流体圧力が上昇しブレーキパッドがブレーキロータを押圧するブレーキ機構と、該ブレーキ機構に設けられ、上記ブレーキペダルの踏み込み操作とは別に上記流体を吐出して上記ホイールシリンダの流体圧力を増圧する増圧手段と、を備えた車両用ブレーキ装置であって、上記流体経路を複数系統有すると共に該各系統毎に上記増圧手段を有し、更に、上記各系統の流体経路を上記各増圧手段による流体吐出側で連通させる連通経路と、通常状態では上記連通経路を遮断し、指令に応じて上記連通経路を連通させる連通制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/00 ,  B60T 8/58 ,  F04B 23/06
FI (3件):
B60T 8/00 Z ,  B60T 8/58 Z ,  F04B 23/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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