特許
J-GLOBAL ID:200903000327766363

カメラ用シャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-304507
公開番号(公開出願番号):特開平11-142911
出願日: 1997年11月06日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】2枚羽根構成のシャッタにおいて、羽根の作動量を大きくすることなく、シャッタ羽根の開き作動速度を検出して適正露光時間が得られるようにしたモータ駆動のカメラ用シャッタを提供すること。【解決手段】回転子10と一体の駆動ピン10aによって、開閉部材9が往復運動させられ、シャッタ羽根4,5が露光用開口部の開閉作動を行うようになっている。シャッタ羽根4には二つの張出部4a,4bが形成されていて、それらが、開き作動時に、ピンホールの前後でフォトインタラプタ6に検出されることによって、シャッタ羽根4の開き速度が検出され、その速度が、基準速度と異なる場合には、回転子10による閉じ作動開始時期が変えられ、適正な露光時間が得られるようになっている。
請求項(抜粋):
シャッタ閉鎖時には露光用開口部を閉じており開閉作動時には相対的に往復運動して前記露光用開口部を開閉する2枚のシャッタ羽根と、正転することによって2枚のシャッタ羽根に開き作動を行わせ逆転することによってそれらに閉じ作動を行わせるモータと、前記モータに正転させるための電流と逆転させるための電流とを選択的に供給することの可能なモータ駆動回路と、露光条件に対応して所定の制御時間をカウントしそのカウント終了信号を前記モータ駆動回路に与えて前記モータの正転を停止させる露光時間制御回路と、シャッタ羽根の開き作動においてその開き作動開始直後の第1位置とその後のピンホール直後における第2位置とを検出することの可能な位置検出素子と、シャッタ羽根の開き作動において前記位置検出素子が検出した二つの位置検出信号からその間におけるシャッタ羽根の開き作動速度を検出する検出回路と、前記検出回路の検出結果に対応して前記モータの正転停止から逆転開始までの時間を調整するタイミング調整回路とを備えていることを特徴とするカメラ用シャッタ。
IPC (2件):
G03B 9/10 ,  G03B 9/08
FI (2件):
G03B 9/10 A ,  G03B 9/08 F
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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