特許
J-GLOBAL ID:200903000383128698

プラスチックレンズ及びプラスチックレンズの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 木下 實三 ,  中山 寛二 ,  石崎 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-295085
公開番号(公開出願番号):特開2007-102096
出願日: 2005年10月07日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】有機薄膜で構成される反射防止膜を有する光学部品において、ハードコート層の耐久性を向上したプラスチックレンズおよびプラスチックレンズの製造方法を提供する。【解決手段】プラスチックレンズは、少なくとも硫黄原子を含有するプラスチックレンズ基材上に、少なくともルチル型の結晶構造を有する酸化チタンを含有する金属酸化物微粒子と一般式:R1SiX13で表される有機ケイ素化合物を含有するハードコート層と、ハードコート層上に少なくとも一般式、XmR23-mSi-Y-SiR23-mXmで表される有機ケイ素化合物と分子中に1個以上のエポキシ基を含有するエポキシ基含有有機化合物と平均粒径1〜150nmのシリカ系微粒子を含有するコーティング組成物を含有し、ハードコート層の屈折率よりも0.10以上低い屈折率を有する有機系の反射防止膜を有し、プラスチックレンズ基材とハードコート層との間に、プライマー層を有する。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
プラスチックレンズ基材と、前記プラスチックレンズ基材上にハードコート層を有し、前記ハードコート層上に有機系の反射防止膜を有するプラスチックレンズであって、 前記プラスチックレンズ基材が、少なくとも硫黄原子を含有し、 前記ハードコート層が、少なくとも下記「A成分」および「B成分」を含有するコ-ティング組成物から形成されたコーティング膜であり、 前記有機系の反射防止膜が、少なくとも下記「C成分」「D成分」および「E成分」を含有するコ-ティング組成物から形成され、前記ハードコート層の屈折率よりも0.10以上低い屈折率を有するコーティング膜であり、 前記プラスチックレンズ基材と前記ハードコート層との間に、プライマー層を有することを特徴とするプラスチックレンズ。 「A成分」;ルチル型の結晶構造を有する酸化チタンを含有する金属酸化物微粒子 「B成分」;一般式、R1SiX13で表される有機ケイ素化合物〔式中、R1は重合可能な反応基を有する炭素数が2以上の有機基、X1は加水分解性基を表す。〕 「C成分」;一般式、XmR23-mSi-Y-SiR23-mXmで表される有機ケイ素化合物〔R2は炭素数1〜6の一価炭化水素基。Yはフッ素原子を1個以上含有する二価有機基。Xは加水分解性基。mは1〜3の整数である。〕 「D成分」;分子中に1個以上のエポキシ基を含有するエポキシ基含有有機化合物 「E成分」;平均粒径1〜150nmのシリカ系微粒子
IPC (4件):
G02B 1/11 ,  G02B 3/00 ,  G02B 1/10 ,  C08J 7/04
FI (4件):
G02B1/10 A ,  G02B3/00 Z ,  G02B1/10 Z ,  C08J7/04 U
Fターム (20件):
2K009AA03 ,  2K009AA15 ,  2K009BB11 ,  2K009BB25 ,  2K009CC09 ,  2K009CC26 ,  2K009CC33 ,  2K009CC42 ,  2K009DD02 ,  2K009DD06 ,  4F006AA37 ,  4F006AA40 ,  4F006AB54 ,  4F006AB67 ,  4F006AB76 ,  4F006BA02 ,  4F006BA03 ,  4F006BA11 ,  4F006CA05 ,  4F006DA04
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る