特許
J-GLOBAL ID:200903000401873320

免震機能を有する回転建造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 健三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-055093
公開番号(公開出願番号):特開2002-256729
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 水平に回転可能な建造物において、主要な構造体を免震構造とすると共に、地震によって生じた主要な構造体における変位の元位置復帰を容易に行うことが可能な免震機能を有する回転建造物を提供すること。【解決手段】 免震機能を有する回転建造物は、基礎構造体1に構築された回転軸Aの軸線を含む剛質の塔状構造体2と、回転軸を中心とした該基礎構造体上の凹面軌道5に転動手段6を介して水平回転自在に載置された外囲回転構造体4と、外囲回転構造体を回転駆動する駆動装置とを備え、外囲回転構造体の重心位置は実質的に側周に対しては中心部で上下方向には下半部に存在し、外囲回転構造体の中心頂部11は塔状構造体における回転軸上の塔頂部7に対してピン接合手段12によって係合されている。
請求項(抜粋):
基礎構造体から剛接状に構築された垂直な回転軸の軸線を含む剛質の塔状構造体と、該塔状構造体を包囲すると共に該回転軸を中心とした該基礎構造体上の凹面軌道に転動手段を介して水平回転自在に載置された一体的構造を有する外囲回転構造体と、該外囲回転構造体を該基礎構造体上に回転駆動する駆動装置とを備え、該外囲回転構造体の重心位置は実質的に側周に対しては中心部に存在すると共に上下方向には下半部に存在するものであり、該外囲回転構造体の中心頂部は該塔状構造体における該回転軸上の塔頂部に対して水平回転自在で且つ水平方向の移動を制限するピン接合手段によって該塔状構造体の該塔頂部に係合され、該外囲回転構造体における最下位床版の下面は凸面状の支承面とされ、該転動手段は該支承面と該凹面軌道の間に介在されると共に該外囲回転構造体の垂直方向応力を該基礎構造体に伝達するが該凹面軌道の面に沿う方向には転動可能であることを特徴とする免震機能を有する回転建造物。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 331 D ,  F16F 15/02 L
Fターム (7件):
3J048AA07 ,  3J048AC01 ,  3J048BE14 ,  3J048BF10 ,  3J048BG02 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-132535
  • 植栽部を有する家屋
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-189716   出願人:有限会社プラス化建・工法研究所
  • 吸震ダルマ基礎
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-094589   出願人:飯柴祥生
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