特許
J-GLOBAL ID:200903000410956476
フィッシャー・トロプシュ触媒/ワックス分離のための内部フィルター
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
浅村 皓
, 浅村 肇
, 安藤 克則
, 亀岡 幹生
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-571788
公開番号(公開出願番号):特表2005-507434
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
本発明は、反応器中で合成炭化水素生成物を製造する方法を包含する。本発明の焦点は、反応器内の触媒から合成炭化水素生成物を分離するための新規な濾過系にある。本発明の濾過系は、固体/液体混合物中で液体から固体を分離するのが望ましい同様な種々の方法に用いることもできる。最後に、本発明は、新規なフィルター及びそのフィルターを製造する方法を開示している。
請求項(抜粋):
フィッシャー・トロプシュ反応器へ合成ガスを供給し、前記合成ガスを反応させてガス状及び液体合成炭化水素生成物を形成する工程;
前記反応器からガス状合成炭化水素生成物を蒸気出口を通して取り出す工程;
前記液体合成炭化水素生成物を、反応器内に位置する複数の末端閉鎖円筒状フィルターに通すことによりフィッシャー・トロプシュ反応器中で触媒粒子から液体合成炭化水素生成物を分離する工程であって、然も、前記液体がフィルターを通過し、フィルターの外側に触媒粒子が凝集し、更に、各フィルターが、
a) 反応器側金属円筒外側表面及び反応器側金属円筒内側表面を有する多孔質反応器側金属円筒、
b) 生成物側金属円筒外側表面及び生成物側金属円筒内側表面を有する多孔質生成物側金属円筒、
c) 前記多孔質反応器側金属円筒と、前記多孔質生成物側金属円筒との間に位置するフィルター媒体、
d) 逆フラッシュ液体入口、及び
e) 液体合成炭化水素生成物出口、
を有し、
然も、前記反応器側金属円筒の多孔度が、前記フィルター媒体の多孔度よりも大きく、前記生成物側金属円筒の多孔度が、前記反応器側金属円筒の多孔度よりも大きい、該分離工程;
前記液体合成炭化水素生成物を前記フィルターから取り出す工程、
前記液体合成炭化水素生成物の一部分をポンプによりパルスサージ容器中へ送る工程であって、然も、前記パルスサージ容器の圧力が、フィッシャー・トロプシュ反応器の圧力より大きい、該工程;
前記フィルターの少なくとも一つを通る合成液体炭化水素生成物の通過を止める工程;
前記パルスサージ容器と、前記少なくとも一つのフィルターの逆フラッシュ液体入口との間の導管にある即開バルブを開き、前記パルスサージ容器中の前記合成液体炭化水素生成物を前記フィルターの前記逆フラッシュ液体入口へ送り、それにより合成液体炭化水素を前記パルスサージ容器からフィルター中へ流し、次に前記フィルターからフィッシャー・トロプシュ反応器中へ流し、フィルターの外側から凝集触媒粒子を離脱させる工程;
前記パルスサージ容器と前記逆フラッシュ液体入口との間の導管の即開バルブを閉じる工程;及び
フィッシャー・トロプシュ反応器からの合成液体炭化水素生成物の、前記フィルターを通る通過を再び開始する工程、
を含む、合成炭化水素生成物製造方法。
IPC (5件):
C10G2/00
, B01D29/50
, B01D29/66
, B01J38/00
, C10G31/09
FI (7件):
C10G2/00
, B01J38/00 301E
, C10G31/09
, B01D29/24 B
, B01D29/38 501
, B01D29/38 510C
, B01D29/38 530A
Fターム (2件):
引用特許:
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