特許
J-GLOBAL ID:200903000460538080
非線形位相歪補償装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-028800
公開番号(公開出願番号):特開2002-232328
出願日: 2001年02月05日
公開日(公表日): 2002年08月16日
要約:
【要約】【課題】 プレディストータ法を用いて、無線通信装置の送信部等の電力増幅器における非線形位相歪の補償を行う場合に、現実的な移相器を用いて、精度の良い位相歪補償効果を得る。【解決手段】 電力増幅器33の出力電力に応じて、予め分割した出力電力のダイナミックレンジの各領域に対応した補償情報を複数の記憶領域41-1乃至41-3に記憶した補償情報メモリー41のうち一の記憶領域が選択されるとともに、複数の固定移相器42-1乃至42-3のうち一の固定移相器が選択される。選択された一の記憶領域から参照された補償情報に基づいて補償信号生成器50によって生成された補償信号S7により移相量が決定された可変移相器43と、選択された一の固定移相手段を用いて、高周波信号S8の位相制御を行う。
請求項(抜粋):
高周波信号を増幅する増幅器で発生する非線形位相歪を補償する非線形位相歪補償装置において、上記増幅器の全出力電力のダイナミックレンジにわたる上記非線形位相歪を補償するための補償情報を記憶するものであって、上記ダイナミックレンジを予め複数の領域に分割した際の各領域に対応する補償情報を、それぞれ、複数の記憶領域に分割して記憶する補償情報記憶手段と、上記補償情報に基づいて、上記非線形位相歪を補償するための補償信号を生成する補償信号生成手段と、上記複数の領域毎に対応して設けられ、入力された信号の通過位相を固定量移相する複数の固定量移相手段と、上記補償信号に基づいて、入力された信号の通過位相を可変量移相する可変量移相手段とを備え、決定された上記増幅器の出力電力に応じて、上記補償情報記憶手段における上記複数の記憶領域のうち一の記憶領域が選択されるとともに、上記複数の固定量移相手段のうち一の固定量移相手段が選択され、選択された上記一の記憶領域から参照された補償情報に基づいて上記補償信号生成手段によって生成された上記補償信号により移相量が決定された上記可変量移相手段と、選択された上記一の固定量移相手段とを用いて、上記高周波信号の位相制御を行うことを特徴とする非線形位相歪補償装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (26件):
5J090AA01
, 5J090AA41
, 5J090AA51
, 5J090CA32
, 5J090FA08
, 5J090FA19
, 5J090GN03
, 5J090GN04
, 5J090GN07
, 5J090GN08
, 5J090HA38
, 5J090HN15
, 5J090HN17
, 5J090KA16
, 5J090KA34
, 5J090KA42
, 5J090KA55
, 5J090MA08
, 5J090MA14
, 5J090SA14
, 5J090TA01
, 5J090TA02
, 5K046EE19
, 5K046EE55
, 5K046EF23
, 5K046EF52
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
無線送信回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-170231
出願人:ソニー株式会社
-
電力増幅器の非線形補償回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-218642
出願人:日立電子株式会社
-
電力増幅器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-245976
出願人:松下電器産業株式会社
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