特許
J-GLOBAL ID:200903000464591384

油圧式オートテンショナユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071138
公開番号(公開出願番号):特開平10-019099
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 ベルトの張力変化を吸収するアクチュエータの組立ての容易化を図り、張力ばねとしてばね力の強いコイル径の大きいものを用いることができるようにした油圧式オートテンショナを提供する。【解決手段】 揺動自在に支持されたアーム1にテンションプーリを回転自在に支持する。アーム1にアクチュエータ6を連結してテンションプーリをベルトに押し付ける。アクチュエータ6は、作動油が充填されたシリンダ8の上部開口をオイルシール9の取付けにより密封して、作動油上に空気層を形成し、上記オイルシール9にロッド10をスライド自在に挿入し、そのロッド10の押し込み力を緩衝する油圧ダンパ機構11をシリンダ8内に組込んだ気液二相構造として常圧中での組立てを可能とする。シリンダ8の外側にロッド10に外方向への突出性を付与する張力ばね18を装着して、張力ばね18が大きさに制限を受けるのを防止し、ばね力の強いコイル径の大きいものが使用できるようにする。
請求項(抜粋):
固定部に揺動自在に支持されたアームの一端部にテンションプーリを回転自在に取付け、アームの他端部に、上記テンションプーリがベルトを押圧する方向に上記アームを付勢するアクチュエータを接続し、そのアクチュエータが、オイルシールによって上端の開口が密封され、内部に作動油と、その作動油上に空気層を封入したシリンダと、上記オイルシールをスライド自在に貫通するロッドと、上記シリンダの外側に設けられ、上記ロッドに外方向への突出性を付与する張力ばねと、上記シリンダの内部に設けられ、ロッドに付与される押し込み力を緩衝する油圧ダンパ機構とから成り、上記シリンダの端部およびロッドの先端部が軸受を介して連結された油圧式オートテンショナユニット。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F02B 67/06
FI (2件):
F16H 7/12 A ,  F02B 67/06 A
引用特許:
審査官引用 (19件)
  • 特表平2-500210
  • 特表平6-507701
  • 特表平2-500210
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