特許
J-GLOBAL ID:200903000466142730

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-085496
公開番号(公開出願番号):特開2006-269727
出願日: 2005年03月24日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】自動車用インバータ回路の平滑用に用いる金属化フィルムコンデンサに関し、薄膜化による耐電圧の向上を図ると安全性が低下するという課題を解決し、耐電圧性と耐湿性に優れ、安全性が高い金属化フィルムコンデンサを提供することを目的とする。【解決手段】誘電体フィルム2の幅方向の一端に非金属蒸着部6を残して金属蒸着電極3を、他端に低抵抗部4を形成した第1の金属化フィルムと、これと同様に形成され、かつ分割電極を形成した第2の金属化フィルムを一対とし、上記低抵抗部4を互いに逆方向にして一対の金属蒸着電極3、7が誘電体フィルム1を介して対向するように巻回し、両端に電極を形成してなり、分割電極を設ける方の誘電体フィルム1の表面粗さを他方の誘電体フィルム2の表面粗さよりも小さくした構成により、耐電圧性と長期寿命に優れ、かつ高い安全性を確保できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ポリプロピレンからなる誘電体フィルムの片面に、幅方向の一端側に誘電体フィルムの露出部分となる非金属蒸着部が長手方向に連続して残るようにして金属蒸着電極を形成すると共に、幅方向の他端側に上記金属蒸着電極の膜抵抗値より低い抵抗値となる低抵抗部を長手方向に連続して形成した第1の金属化フィルムと、この第1の金属化フィルムと同様に形成され、かつ、金属蒸着電極部において誘電体フィルムの露出部分となる非金属蒸着部が幅方向に等間隔で残るように設けられたスリットにより分割電極が形成され、この分割電極がヒューズにより並列接続された第2の金属化フィルムを一対とし、上記低抵抗部が互いに逆方向になるようにして一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように巻回し、両端面に夫々配設された低抵抗部を電極引き出し部として電極を形成することにより構成された金属化フィルムコンデンサにおいて、上記第2の金属化フィルムを構成する誘電体フィルムの金属蒸着電極側の表面粗さが第1の金属化フィルムを構成する誘電体フィルムの金属蒸着電極側の表面粗さよりも小さくなるようにした金属化フィルムコンデンサ。
IPC (3件):
H01G 4/18 ,  H01G 4/32 ,  H01G 4/015
FI (6件):
H01G4/24 321E ,  H01G4/32 301C ,  H01G4/24 301C ,  H01G4/24 301F ,  H01G4/24 321A ,  H01G4/24 301E
Fターム (23件):
5E082AB04 ,  5E082BB03 ,  5E082BB04 ,  5E082BB05 ,  5E082BC05 ,  5E082BC09 ,  5E082BC19 ,  5E082EE07 ,  5E082EE17 ,  5E082EE24 ,  5E082EE25 ,  5E082EE37 ,  5E082EE47 ,  5E082FF05 ,  5E082FG06 ,  5E082FG35 ,  5E082FG58 ,  5E082GG10 ,  5E082GG27 ,  5E082HH26 ,  5E082HH36 ,  5E082PP02 ,  5E082PP04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭58-60520号公報
審査官引用 (4件)
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