特許
J-GLOBAL ID:200903000466253044

ESRによるフリーラジカル測定方法及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-165108
公開番号(公開出願番号):特開2005-321367
出願日: 2004年05月07日
公開日(公表日): 2005年11月17日
要約:
【課題】フリーラジカル発生反応(フリーラジカル消去反応)をモニタし、反応条件の制御、フリーラジカル発生/消去作用を有する製品の最適化を行うことが可能なフリーラジカル測定技術を提供する。【解決手段】 所定範囲の磁場を発生する磁場発生部と、前記磁場発生部に隣接して設けられたESR測定部とから構成され、ESR測定部と液密に接続された測定物質を含む反応系に、媒体を通流させ所定のフリーラジカルスピントラップ作用を有する物質の存在下で、フリーラジカル発生反応を惹起させるのと同時に前記スピントラップ作用を有する物質により発生したフリーラジカルをトラップし、トラップしたフリーラジカルを含む媒体を前記ESRセルに通流して、前記反応系で発生したフリーラジカルの電子スピンスペクトルのピーク強度をESR装置によって測定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定範囲の磁場を発生する磁場発生部と、前記磁場発生部に隣接して設けられたESR測定部とから構成され、前記ESR測定部に挿入されたESRセル内に滞留又は通流した検体が前記磁場発生部で発生した磁場に共鳴して発生するスペクトルを電子スピンスペクトルとして信号として検出し、その電子スピンスペクトルのピーク強度に基づいて所定のフリーラジカルを測定するESR装置を用いて、フリーラジカル量を測定するフリーラジカル測定方法であって、 ESR測定部と液密に接続された測定物質を含む反応系に、媒体を通流させ所定のフリーラジカルスピントラップ作用を有する物質の存在下で、フリーラジカル発生反応を惹起させるのと同時に前記スピントラップ作用を有する物質により発生したフリーラジカルをトラップし、 トラップしたフリーラジカルを含む媒体を前記ESRセルに通流して、前記反応系で発生したフリーラジカルの電子スピンスペクトルのピーク強度を測定することを特徴とするフリーラジカル測定方法。
IPC (1件):
G01N24/10
FI (3件):
G01N24/10 510A ,  G01N24/10 510S ,  G01N24/10 510Y
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電子スピン共鳴装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-106114   出願人:日本電子株式会社
  • 磁場殺菌装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-066540   出願人:株式会社日本製鋼所

前のページに戻る