特許
J-GLOBAL ID:200903000480515507
筒内噴射式内燃機関のピストン
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129053
公開番号(公開出願番号):特開平10-317970
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 スワール流を利用した成層希薄燃焼とタンブル流を利用した均質燃焼とを、高いレベルで両立させる。【解決手段】 ピストン4頂面の凸部21は、シリンダヘッド側のペントルーフ型燃焼室の傾斜面に平行な吸気弁側傾斜面22および排気弁側傾斜面23と、両者間のピストン4中心線と直交する平面からなる頂部水平面30と、ピストン4の外形円と同心の緩く傾斜した円錐面からなる一対の円錐形側面24,25と、によって構成されており、吸気弁側傾斜面22および排気弁側傾斜面23の外側には、略三日月形をなす吸気弁側水平面26および排気弁側水平面27を有する。キャビティ燃焼室12は、真円形をなし、頂部水平面30および吸気弁側傾斜面22からはみ出ないように形成されているので、スワール流が良好に保存されるとともに、均質燃焼時には燃料が滞留しない。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに凹設されたペントルーフ型燃焼室に2つの吸気弁および2つの排気弁を有するとともに、シリンダ略中央に点火プラグを有し、かつ、シリンダ内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁が吸気弁側に配置され、シリンダ内にタンブル流成分を付与した状態で吸気行程付近で燃料噴射を行うことにより均質燃焼を実現するとともに、シリンダ内にスワール成分を付与した状態で圧縮行程付近で燃料噴射を行うことにより成層燃焼を実現するようにした筒内噴射式内燃機関のピストンにおいて、上記ペントルーフ型燃焼室を構成する2つの傾斜面にそれぞれ略平行となるように傾斜した吸気弁側傾斜面および排気弁側傾斜面と、この吸気弁側傾斜面の上縁と排気弁側傾斜面の上縁とを接続し、かつ、ピストン中心線と直交する平面からなる頂部水平面と、スキッシュエリアを構成するように上記吸気弁側傾斜面および排気弁側傾斜面の外側に略三日月形に形成された吸気弁側水平面および排気弁側水平面と、上記両傾斜面および上記頂部水平面によって形成される凸部の側部を構成し、かつピストン外形円と同心の円錐面からなる一対の円錐形側面と、ピストン外形円に対し吸気弁側に偏心した位置に凹設された真円形のキャビティ燃焼室と、を備えていることを特徴とする筒内噴射式内燃機関のピストン。
IPC (7件):
F02B 23/10
, F02B 23/08
, F02D 41/34
, F02F 3/26
, F02F 3/28
, F02M 61/14 310
, F02M 61/14
FI (9件):
F02B 23/10 D
, F02B 23/10 M
, F02B 23/08 N
, F02B 23/08 S
, F02D 41/34 F
, F02F 3/26 A
, F02F 3/28 B
, F02M 61/14 310 A
, F02M 61/14 310 S
引用特許:
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