特許
J-GLOBAL ID:200903000498213060

動きベクトル検出装置及び動きベクトル検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-293510
公開番号(公開出願番号):特開2008-113106
出願日: 2006年10月30日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】従来の動きベクトル検出装置では、Nタップフィルタを用いて参照画像のアップサンプルをする際に、縦方向、かつ、横方向にNタップフィルタを用いる必要のある画素を生成するため、演算量が増大し、また回路規模が大きくなってしまう。【解決手段】アップサンプル手段102は第1動きベクトル検出手段101で検出した第1動きベクトル点及び第2候補点のうち、第2候補点に基づいて、第1動きベクトル点の周辺の参照画像をNタップフィルタ(Nは3以上の自然数)によりアップサンプルして、第1動きベクトル点の周辺の参照画像の分数画素間隔の複数の画素の各画素値を求める際に、少なくともNタップフィルタにより縦方向及び横方向の両方向に配列された各画素から求める分数画素間隔の画素の画素値を生成せず、Nタップフィルタにより縦方向又は横方向に配列された各画素のみから分数画素間隔の画素の画素値を生成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
動画像の動き補償予測符号化に用いる、符号化対象画像と参照画像の各ブロックの相対位置関係を示す検出すべき動きベクトルを、タップ数N(ただし、Nは3以上の自然数)のNタップフィルタによりアップサンプルして得た1画素間隔より細かい分数画素間隔の前記参照画像の画素を用いて分数画素精度で検出する動きベクトル検出装置において、 前記符号化対象画像と前記参照画像とから1画素精度の第1動きベクトルを検出する第1動きベクトル検出手段と、 前記参照画像における前記第1動きベクトルで示される1画素精度の画素周辺の画素を、前記Nタップフィルタによりアップサンプルして、分数画素間隔の複数の画素の各画素値を生成する際に、前記Nタップフィルタによる縦方向及び横方向の両方向に配列された各画素に基づく分数画素間隔の画素の画素値の生成を少なくとも除外し、前記Nタップフィルタにより縦方向に配列された各画素又は横方向に配列された各画素のみに基づいて複数の分数画素間隔の画素の画素値を生成するアップサンプル手段と、 前記アップサンプル手段でアップサンプルして得られた前記分数画素間隔の複数の画素の前記参照画像と前記符号化対象画像とに基づいて、前記参照画像における前記分数画素間隔の画素の位置に対応した第2動きベクトルを前記検出すべき動きベクトルとして求める第2動きベクトル検出手段と を有することを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (1件):
H04N 7/32
FI (1件):
H04N7/137 Z
Fターム (7件):
5C059LB15 ,  5C059MA00 ,  5C059MA04 ,  5C059MA23 ,  5C059NN02 ,  5C059NN14 ,  5C059UA11
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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