特許
J-GLOBAL ID:200903000515073910
姿勢推定装置及びその方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
蔦田 璋子
, 蔦田 正人
, 中村 哲士
, 富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-140129
公開番号(公開出願番号):特開2007-310707
出願日: 2006年05月19日
公開日(公表日): 2007年11月29日
要約:
【課題】人体の隠蔽された部位を考慮した効率的かつ安定な人体の姿勢推定を可能とする姿勢推定装置を提供する。【解決手段】隠蔽情報付画像特徴及び画像特徴に基づいて構成された姿勢の木構造を保持する姿勢辞書Aと、撮像部1と、画像特徴抽出部2と、隠蔽情報を考慮した姿勢予測部3と、木構造による姿勢推定部4とで構成し、前記姿勢予測部3は、過去の姿勢推定情報と各部位の隠蔽情報に基づいて、隠蔽が起こっている部位の運動モデルの予測範囲を、隠蔽されていない部位の運動モデルの予測範囲より拡げて、予測する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
1つまたは複数の撮像手段で人体を撮影した画像から前記人体の現在の姿勢情報を推定する姿勢推定装置において、
予め取得しておいた人体の様々な姿勢に関する姿勢情報と、前記各姿勢のシルエットまたは輪郭の少なくともどちらか一方に関する情報からなる画像特徴情報と、前記姿勢同士の類似度が高いほど下層になるノードを持つ姿勢の木構造とを格納し、かつ、前記各画像特徴情報には前記人体自身によって隠蔽されてしまう前記人体の部位に関する隠蔽情報を付けて格納している姿勢辞書と、
前記撮像手段で得られた画像から観測画像特徴情報を抽出する画像特徴抽出手段と、
前記人体の過去の姿勢推定情報を記憶する過去情報記憶手段と、
前記過去の姿勢推定情報と前記各部位の隠蔽情報に基づいて、隠蔽が起こっている部位の運動モデルの予測範囲を、隠蔽されていない部位の運動モデルの予測範囲より拡げて設定する姿勢予測手段と、
前記予測範囲と前記過去の姿勢推定情報を用いて、現在の姿勢に対応する正解の姿勢を前記木構造の各階層の各ノードが含むかどうかの予測確率を計算するノード予測手段と、
前記観測画像特徴情報と、前記各ノードを代表する姿勢に関する前記姿勢辞書内に格納されている画像特徴情報との類似度を計算する類似度計算手段と、
前記各ノードにおける予測確率と前記類似度とから、前記各階層の各ノードに前記正解の姿勢が含まれる確率を計算するノード確率計算手段と、
前記木構造の最下位層において、前記最も確率の大きいノードに含まれる複数の姿勢のうち、前記予測した姿勢に最も合致する姿勢情報を現在の姿勢推定情報として選択する姿勢推定手段と、
を備える
ことを特徴とする姿勢推定装置。
IPC (3件):
G06T 7/00
, G06T 1/00
, A61B 5/107
FI (3件):
G06T7/00 300F
, G06T1/00 340B
, A61B5/10 300D
Fターム (29件):
4C038VA03
, 4C038VA04
, 4C038VB01
, 4C038VB35
, 4C038VC05
, 5B057AA20
, 5B057BA02
, 5B057BA29
, 5B057DA07
, 5B057DA12
, 5B057DB02
, 5B057DB06
, 5B057DB09
, 5B057DC08
, 5B057DC09
, 5B057DC16
, 5B057DC22
, 5B057DC33
, 5B057DC36
, 5L096AA06
, 5L096CA02
, 5L096CA05
, 5L096FA06
, 5L096FA67
, 5L096FA74
, 5L096GA30
, 5L096HA09
, 5L096JA03
, 5L096JA11
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
多眼画像処理による人物の三次元姿勢推定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-288896
出願人:株式会社エイ・ティ・アール知能映像通信研究所
-
姿勢検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-005016
出願人:株式会社エイ・ティ・アール通信システム研究所
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