特許
J-GLOBAL ID:200903000554298937

車両用シートの回転留め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-294152
公開番号(公開出願番号):特開2009-118940
出願日: 2007年11月13日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】リクライニング装置等の回転留め装置のロックゾーンとフリーゾーンとの間の境界精度を高めると共にロックゾーンとフリーゾーンの各領域を広げる。【解決手段】ラチェット10には円筒部12に形成された内歯12aよりも突出する突出平面12bが一体的に形成されている。突出平面12bがラチェット10の回転領域の中で図示上側に配置された特定の係合歯30の移動先に位置する領域内では特定の係合歯30と突出平面12bとの干渉により全ての係合歯30・・と内歯12aとの噛合が妨げられる。ラチェット10には特定の係合歯30に形成された係合突起30bを当接させて特定の係合歯30と内歯12aとの噛合を妨げる係止面81を有したフリーゾーンプレート80が組み付けられている。係止面81は突出平面12bが特定の係合歯30の移動先領域内に入った回転位置から更に領域内に入り込んだ時に係合突起30bと当接できる配置状態となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ベース側部材と該ベース側部材に対して回転移動可能に配設される可動側部材とを互いに回転留め可能に連結する車両用シートの回転留め装置であって、 互いに相対回転可能な状態に組み付けられる二つの連結部材と、 該二つの連結部材の一方に対して半径方向に移動可能に組み付けられる係合歯と、 該係合歯を附勢による移動によって半径方向の一方側に押し動かす押圧カムとを有し、 前記係合歯は、前記一方側の連結部材に円周方向に複数並べて配設されており、前記押圧カムに押される移動によって前記他方側の連結部材に形成された歯面とそれぞれ噛合して該他方側の連結部材の相対回転を規制するようになっており、 該他方側の連結部材には前記歯面よりも突出する突出平面が一体的に形成されており、該突出平面が前記他方側の連結部材の回転領域の中で特定の係合歯の移動先に位置する領域内では該特定の係合歯と前記突出平面との干渉により全ての係合歯と前記歯面との噛合が妨げられるようになっており、 該他方側の連結部材には前記特定の係合歯に形成された係合突起を当接させて該特定の係合歯と前記歯面との噛合を妨げる係止面を有した係止部材が一体的に組み付けられており、該係止面は前記突出平面が前記特定の係合歯の移動先領域内に入った第1の回転位置から該領域内に更に入った第2の回転位置となった時に前記係合突起と当接可能な配置状態となることを特徴とする車両用シートの回転留め装置。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C1/025 ,  B60N2/22
Fターム (4件):
3B087BD03 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA23
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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