特許
J-GLOBAL ID:200903000619264970

通信カラオケシステムに付帯する保守システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347842
公開番号(公開出願番号):特開平10-187173
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 保守端末の不正運用を防止する。【解決手段】 保守端末30は信用調査手段を実行し、演奏端末20から端末IDと稼働ログを読み取ってホスト装置10に通信により伝え、ホスト装置10が端末IDと稼働ログを分析して正当性を判断し、その結果を保守端末30に通信により伝え、保守端末30は演奏端末20は正当あるいは不当である旨の通知を受けたときにデータコピー手段および許可代行手段といった保守サービスの実行が可能あるいは不可能となる。別構成として、ホスト装置10は、各演奏端末20について決定した継続使用許可付与の適否リストを、保守端末30に対して適時な通信の機会に伝達しておく。保守端末30は演奏端末20から読み取った端末IDについて継続使用許可付与の適否リストを確認し、その結果が適当あるいは不適当であるかに応じて保守サービスの実行が可能あるいは不可能となる。
請求項(抜粋):
通信カラオケシステムに付帯する保守システムであって、つぎの要件(1)〜(5)を備えたことを特徴とする。(1)カラオケ利用者が操作する多数のカラオケ演奏端末と、これら演奏端末の保守サービス業者が取り扱う多数の保守端末と、通信カラオケ事業者が運営するホスト装置とが通信回線網で結合される。(2)ホスト装置は各演奏端末および各保守端末と個別に通信し、ホスト装置から各端末に新譜カラオケデータを配信して蓄積させるとともに、各端末にて生成記録している稼働ログをホスト装置に集信する。(3)ホスト装置は、各演奏端末から集信した前記稼働ログを分析し、各演奏端末に継続使用許可を与えるか否かを決定し、許可すべきと判断した演奏端末に対しては適時な通信の機会に継続使用許可を伝達する。演奏端末は無許可稼働の禁止手段を備えており、ホスト装置から前記継続使用許可が伝達されない状態ではある限度を超えて継続稼働できなくなる。(4)演奏端末と保守端末とは適宜な伝送路で接続して通信可能である。保守端末は前記伝送路で接続された演奏端末に対し、自らに蓄積されているカラオケデータを演奏端末の蓄積部にコピーするデータコピー手段と、演奏端末の前記無許可稼働禁止手段に対して継続使用許可を与える許可代行手段と、前記データコピー手段および前記許可代行手段を実行するのに先立って当該演奏端末の正当性を調べる信用調査手段とを有する。(5)保守端末は前記信用調査手段を実行し、該当の演奏端末から端末IDと前記稼働ログを読み取って、それを前記ホスト装置に通信により伝えて判断を依頼し、この依頼を受けたホスト装置が前記端末IDと前記稼働ログを分析して正当性を判断し、その結果を依頼主の前記保守端末に通信により伝え、前記保守端末ではホスト装置から該当の演奏端末は正当あるいは不当である旨の通知を受けたときに前記前記データコピー手段および前記許可代行手段の実行が可能あるいは不可能となる。
IPC (4件):
G10K 15/04 302 ,  G06F 1/00 370 ,  G06F 13/00 351 ,  H04Q 9/00 301
FI (4件):
G10K 15/04 302 D ,  G06F 1/00 370 E ,  G06F 13/00 351 G ,  H04Q 9/00 301 E
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 通信カラオケシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-097546   出願人:ブラザー工業株式会社
  • 料金未納者の端末利用停止システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-082561   出願人:株式会社ソフィック, 株式会社ツヨカ
  • コンピユータシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-241791   出願人:株式会社シーエスケイ
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