特許
J-GLOBAL ID:200903000621216550

情報記録/再生装置におけるフォーカス制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-079830
公開番号(公開出願番号):特開平8-249682
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 光軸方向の垂直方向のスポットずれと光軸方向のずれによるフォーカスエラー信号への影響が同じ方向になった場合等にSカーブが大きく非対称になても、安定してフォーカス制御を行える制御方法を提供する。【構成】 本発明の一つの態様では測定されたフォーカスエラー信号のSカーブの特性及びそのときのフォーカスバランスの変更値から(S14、S17)、Sカーブの対称性が良いときはバランス量のみを調整し(S15、S16)、Sカーブの対称性が悪いときはバランス量を調整するとともに、オフセット量をも調整する(S21)。他の態様では、測定されたSカーブの特性から、Sカーブの対称性が良いときはバランス量又はオフセット量を調整し、Sカーブの対称性が悪いときは情報記録/再生装置の動作モードに応じてバランス量はオフセット量の調整方法を変更するようにしている。
請求項(抜粋):
ディスク状の光記録媒体に情報を記録し、及び/又はディスク状の光記録媒体に記録された情報を再生する光ディスク記録/再生装置であって、ディスクを回転駆動する手段と、前記ディスクに対してレーザビームによりデータを記録/再生する光ヘッドと、前記レーザビームの前記ディスクからの反射光を受光する複数に分割したセンサと、前記センサの複数の出力信号の演算によりトラッキングエラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドを前記ディスクのトラックに対して位置決めする手段と、前記センサの複数の出力信号の演算によりフォーカスエラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドをフォーカス方向に位置決めする手段と、前記光ヘッドとの信号授受により情報の記録再生を行うとともに記録再生信号を変調復調する変調復調手段と、前記フォーカスエラー信号に対して、前記センサの演算前の複数の出力信号間のバランスをバランス量に応じて設定するバランス設定手段と、前記フォーカスエラー信号にオフセット量に応じてオフセット電圧を印加するオフセット設定手段と、前記フォーカス位置決め手段に応答し、前記フォーカスエラー信号の特性を測定して前記バランス量及びオフセット量を調整する調整手段とを有する情報記録/再生装置におけるフォーカス制御方法において、前記フォーカス方向に位置決めする手段をオープンループとして前記光ヘッドを前記フォーカス方向に移動せしめ前記フォーカスエラー信号のSカーブの特性を測定するステップと、前記フォーカス方向に位置決めする手段をクローズドループとして前記バランス量又はオフセット量を調整しつつ、前記光ヘッドをフォーカス方向に移動して前記再生信号の最良状態を検出するステップと、前記測定されたSカーブの特性と前記再生信号の最良状態が検出されたときの前記バランス量又はオフセット量とから前記バランス量又はオフセット量を調整した後のSカーブの対称性を演算するステップと、前記バランス量又はオフセット量を調整した後のSカーブの対称性が良いときは前記バランス量又は前記オフセット量のみを調整するステップと、前記バランス量を調整した後のSカーブの対称性が悪いときは前記バランス量と前記オフセット量の双方を調整するステップとを、有することを特徴とする情報記録/再生装置におけるフォーカス制御方法。
IPC (2件):
G11B 7/09 ,  G11B 7/095
FI (2件):
G11B 7/09 B ,  G11B 7/095 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
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