特許
J-GLOBAL ID:200903000621952345

増幅器の歪補償方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-108560
公開番号(公開出願番号):特開2000-307352
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 キャリア数が多い場合でも、増幅器が高速に最適の動作点に達することができ、また、下側波帯の歪と上側波帯の歪の大きさが等しいマルチキャリア共通電力増幅器を得る。【解決手段】 周波数の異なる複数の入力高周波信号をメイン増幅器5を含むメイン増幅系に加えて増幅しメイン増幅系の入力側および出力側から信号の一部を取り出して合成することにより歪信号を得、この歪信号を歪増幅器13を含む歪増幅系に加えて増幅した後、上記メイン増幅器の出力と合成し出力するとともに、この出力信号の一部を取り出して歪抽出回路において歪成分を抽出し、マイコン20に加えて歪電力を演算し、歪抽出の最適化および歪の最小化を図るように上記メイン増幅系および歪増幅系における信号の振幅および位相を制御するマルチキャリア共通電力増幅器において、下側波帯の歪と上側波帯の歪を同時にそれぞれ帯域通過ろ波器で取り出し検波することにより、歪のレベルを求め、上記2つの歪のレベルが等しくなるように制御する。
請求項(抜粋):
周波数の異なる複数の高周波信号を同時に増幅する電力増幅器であって、上記高周波信号を2つの信号に分配する第1の分配手段と、分配した一方の信号を入力とする、可変減衰器と移相器とメイン増幅器とメイン増幅器の出力を2つの信号に分配する第2の分配手段とからなるメイン増幅系と、第2の分配手段の分配した一方の信号を入力とする第1の合成器と、上記第1および第2の分配手段の分配したそれぞれ他方の信号を合成し歪信号を得る第2の合成器と、この歪信号を入力とする、可変減衰器と移相器と歪増幅器とからなり歪増幅出力を上記第1の合成器の他の入力とする歪増幅系と、上記第1の合成器の出力を2つの信号に分配する第3の分配手段とを備え、上記第3の分配手段の分配する一方の信号を出力とし、他方の信号から歪成分を抽出してマイコンに加え歪電力を演算し、歪抽出の最適化および歪の最小化を図るように上記メイン増幅系および歪増幅系の可変減衰器および移相器をそれぞれ制御する電力増幅器において、上記第3の分配手段の他方の信号を下側波帯の歪を取り出す下側波帯歪抽出回路と、上側波帯の歪を取り出す上側波帯歪抽出回路とに並列に加えてそれぞれの歪成分を抽出し、下側波帯に発生する歪と上側波帯に発生する歪とが均等レベルとなり、かつ、最小値となるように制御することを特徴とするマルチキャリア共通電力増幅器。
Fターム (28件):
5J090AA04 ,  5J090AA41 ,  5J090CA21 ,  5J090CA27 ,  5J090CA62 ,  5J090FA17 ,  5J090FA19 ,  5J090GN02 ,  5J090GN05 ,  5J090GN06 ,  5J090GN07 ,  5J090HN08 ,  5J090HN16 ,  5J090KA16 ,  5J090KA23 ,  5J090KA32 ,  5J090KA34 ,  5J090KA44 ,  5J090KA55 ,  5J090MA11 ,  5J090MA14 ,  5J090MA20 ,  5J090MN04 ,  5J090NN05 ,  5J090NN16 ,  5J090SA14 ,  5J090TA01 ,  5J090TA03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 歪補償器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-066834   出願人:株式会社東芝
  • フィードフォワード増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-134687   出願人:富士通株式会社

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