特許
J-GLOBAL ID:200903000638659250

多気筒内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-133937
公開番号(公開出願番号):特開平10-318033
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 単気筒失火と、連続2気筒失火と、間欠2気筒失火を精度良く検出することが可能な失火検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】 現在の気筒の回転変動量ΔT1、その前に点火された気筒の回転変動量ΔT2と、さらにその前に点火された気筒の回転変動量ΔT3とを比較して、k1、k2を予め定めた定数として、ΔT3×k1<Δ1の場合は現在の気筒とその前の前に点火された気筒との間欠2気筒失火、ΔT3×k1<Δ1でなくてΔT3×k2<ΔT2の場合は現在の気筒とその前に点火された気筒の連続2気筒失火、ΔT3×k1<Δ1でなくてΔT3×k2<ΔT2でもない場合は現在の気筒の前の前に点火された気筒の単気筒失火と判定する。
請求項(抜粋):
点火順序が前の気筒の爆発行程中の予め定めた所定クランク角度間の通過時間に対する、点火順序がその次の気筒の爆発行程中の予め定めた所定クランク角度間の通過時間の差をもとめて、点火順序が連続する気筒間の回転変動量を順次算出する回転変動量算出手段と、算出された回転変動量が予め定めた第1の判定値を超えた時に回転変動が失火によるものと仮判定する失火仮判定手段と、失火と仮判定される回転変動が現出する間隔を検出する失火仮判定変動現出間隔検出手段と、失火と仮判定される回転変動が現出する間隔が予め定めた所定の値である場合に、失火と仮判定される回転変動がある気筒の点火の度に周期的に発生している周期性変動であると判定する周期性変動判定手段と、失火と仮判定され、かつ周期性変動であると判定された回転変動が、第1の判定値よりも大きい別途予め定めた第2の判定値を超えた場合に、その回転変動が失火による回転変動であると判定する失火本判定手段と、前記失火本判定手段により失火による回転変動と判定された回転変動を発生している気筒を特定する失火変動気筒特定手段と、前記失火変動気筒特定手段により失火していると特定された気筒の回転変動量と、その次の気筒の回転変動量と、その次の次の気筒の回転変動量とを比較して失火変動気筒特定手段により失火していると特定された気筒のみの単気筒失火が発生しているか、前記特定された気筒とその次の気筒が連続して失火する連続2気筒失火が発生しているか、前記特定された気筒とその次の次の気筒が失火する間欠2気筒失火が発生しているかを判定する失火パターン判別手段を備えることを特徴とする多気筒内燃機関の失火検出装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00
FI (3件):
F02D 45/00 368 Z ,  F02D 45/00 362 E ,  F02D 45/00 362 J
引用特許:
審査官引用 (2件)

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