特許
J-GLOBAL ID:200903000670584858

車両用シートのスライドロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-227469
公開番号(公開出願番号):特開2001-047897
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 20倍強度試験のみならず20G慣性試験を行ってもスライドロックが外れず、かつ車両の前面衝突時にシートを自動的に後方に移動させる。【解決手段】 ロアレール23に被係止孔23bを設け、ロアレールに沿って摺動するアッパレール24にシートを取付け、被係止孔に選択的に係止する係止爪30を有する調節ハンドル29をアッパレールに回動可能に取付ける。調節ハンドルに固着された第1爪31を被係止孔に向って先細りに形成し、調節ハンドルに回動可能に取付けられた第2爪32を矩形状に形成しかつ被係止孔から離脱するときに第1爪に従動させる。調節ハンドルに設けられた第1及び第2スプリング41,42が第1及び第2爪を被係止孔に係止する方向に付勢し、車両の前面衝突を検出してその状態を保持する検出手段の検出によりロック解除手段34が第2爪のみを被係止孔から離脱して保持する。
請求項(抜粋):
車両(11)のフロアパネル(12a)に前記車両(11)の進行方向に延びて配設され一方に多数の被係止孔(23b)が長手方向に等間隔に設けられた一対のロアレール(23)と、前記一対のロアレール(23)に摺動可能に配設されシート(13)が取付けられる一対のアッパレール(24)と、前記多数の被係止孔(23b)に選択的に係止する係止爪(30)を有し前記一対のアッパレール(24)のうちの一方のアッパレール(24)に回動可能に取付けられた調節ハンドル(29)とを備えた車両用シートにおいて、前記係止爪(30)が前記調節ハンドル(29)に固着され前記被係止孔(23b)に向って先細りにかつ後側縁が前記被係止孔(23b)への係止方向に対して所定の角度だけ傾斜して形成された第1爪(31)と、前記調節ハンドル(29)に回動可能に取付けられ矩形状に形成されかつ前記被係止孔(23b)から離脱するときに前記第1爪(31)に従動するように構成された第2爪(32)とを有し、前記調節ハンドル(29)に設けられ前記第1爪(31)を前記被係止孔(23b)に係止する方向に付勢する第1スプリング(41)と、前記調節ハンドル(29)に設けられ前記第2爪(32)を前記被係止孔(23b)に係止する方向に付勢する第2スプリング(41)と、前記シート(13)に設けられ前記車両(11)の前面衝突を検出してその検出状態を保持する検出手段(33,73)と、前記第2爪(32)のみを前記被係止孔(23b)から離脱し得るロック解除手段(34)とを更に備え、前記検出手段(33,73)の検出により前記ロック解除手段(34)が前記第2爪(32)のみを前記被係止孔(23b)から離脱して保持するように構成されたことを特徴とする車両用シートのスライドロック装置。
IPC (2件):
B60N 2/08 ,  B60N 2/42
FI (2件):
B60N 2/08 ,  B60N 2/42
Fターム (6件):
3B087BA03 ,  3B087BB03 ,  3B087BC05 ,  3B087BC08 ,  3B087CD05 ,  3B087DE08
引用特許:
出願人引用 (3件)

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