特許
J-GLOBAL ID:200903000675648030

多方向燃料噴射弁を備えた多気筒内燃機関及びその吸気管構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-080438
公開番号(公開出願番号):特開平10-274136
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】吸気管の吸気集合部から吸入される吸入空気が、燃料噴射弁の噴射方向に対し略直角な方向から導入される構成の多気筒内燃機関の吸気構造において、内燃機関の各気筒への空燃比A/Fの分配特性を均一にして各気筒の空燃比をー致させ、運転性の向上排気ガス中の有毒排気ガスの低減を可能にする。【解決手段】内燃機関の吸気管4は、燃料噴射弁が装着された吸気集合部4Mと、吸気集合部から内燃機関の各気筒へ分岐して延びる少なくとも3つ以上の吸気分岐路4B(4A,4C)とを含んでおり、吸気管は、吸気集合部から吸気分岐路への分岐部分に、燃料噴射弁から噴射された燃料を各吸気分岐路に分配するための分岐仕切壁4dを備えており、分岐仕切壁の上縁は、燃料噴射弁側先端4jから内燃機関側先端4kに向けて連続的に高さが高くなっており、吸気管の吸気集合部の燃料噴射弁側の垂直方向の壁には、円弧状のスタビライザ4gが形成されており、分岐仕切壁の上縁の燃料噴射弁側先端4jはスタビライザ の下端部4hの下方でかつ該下端部の延長線の近傍に位置している。
請求項(抜粋):
スロットル弁を備えたスロットルボディと、該スロットルボディに接続されると共に内燃機関の各気筒に空気と燃料の混合気を供給する吸気管と、該吸気管に取付けられ複数の方向に燃料を噴射可能なオリフィスを有するー本の燃料噴射弁とを備え、前記吸気管は、前記スロットルボディに接続された吸気集合部と、前記内燃機関の各気筒へ向けて該吸気集合部に略直角方向に延びる複数の吸気分岐路とを含んでおり、吸入空気が前記燃料噴射弁の噴射方向に対し略直角な方向から導入される構成の多気筒内燃機関において、前記吸気管は、前記吸気集合部から前記吸気分岐路への分岐部分に、該吸気管の底壁から前記燃料噴射弁の軸心O-O以上の高さまで伸び、前記燃料噴射弁から噴射された燃料を前記各吸気分岐路に分配するための分岐仕切壁を備えており、該分岐仕切壁の上縁の高さは、前記燃料噴射弁側先端から内燃機関側先端に向けて連続的に高くなっており、前記吸気集合部の燃料噴射弁側の壁面は、前記吸入空気の流入方向に沿って、円弧もしくは円弧に近い曲率で前記分岐部側へ突出したスタビライザとして構成されており、前記分岐仕切壁の上縁の前記燃料噴射弁側先端は、前記スタビライザ の下端部の下方でかつ該下端部の延長線の近傍に位置していることを特徴とする、多方向燃料噴射弁を備えた多気筒内燃機関。
IPC (3件):
F02M 69/00 ,  F02M 35/104 ,  F02M 69/04
FI (4件):
F02M 69/00 350 R ,  F02M 69/04 P ,  F02M 69/04 B ,  F02M 35/10 102 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 内燃機関の燃料供給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-018607   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立カーエンジニアリング

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